NYを彩った井上尚弥と“最強女子戦士”! 実現した豪華2ショットに当人は「神から才能を授かったパンチャー」と感嘆

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井上との2ショットに公開したセラノ。(C)Getty Images、(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext

 格式高い舞台の中心にモンスターが立った。現地時間6月6日、ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、米ニューヨークで開催された全米ボクシング記者協会(BWAA)の夕食会に参加。2023年の年間最優秀選手賞を改めて表彰された。

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 スタイリッシュな装いが王者の雰囲気をより引き立たせた。大橋秀行会長とともに会に参加した井上はシャツ、パンツ、靴、ベスト、ジャケット、ネクタイまで黒で統一したシックなファッションに身を包んだ。

 セレモニーで井上には、世界で最も権威ある米専門誌『THE RING』のダグ・フィッシャー編集長から2本の特別ベルトを贈呈されたほか、「シュガー・レイ・ロビンソン賞」(2023年の年間最優秀選手賞)の記念盾が授与された。

 表彰式での挨拶ではリングでの鬼気迫る表情とは違う緊張感を見せた井上。それでも英語と日本語を交えたスピーチを実施。「23年は自分にとって、最も大きなチャレンジの年でした。スーパーバンタム級に上げ、いきなり2団体統一チャンピオンのスティーブン・フルトン(米国)とのタイトルマッチ、そして12月の2団体統一王者であるマーロン・タパレス(フィリピン)と、どちらも簡単な試合ではなかったですが、無事に勝つことができました。そうした結果を今回、みなさんに評価していただき、すごくうれしく思います」と挨拶し、会場を大いに沸かせた。

 名誉ある舞台でも異彩を放った“モンスター”には、会場に居合わせた名手も感心しっぱなしだ。女子のボクシング史上初のメジャー団体世界7階級制覇王者にして、現WBO・IBF・WBA・IBO女子世界フェザー級王者のアマンダ・セラノ(プエルトリコ)は、自身のXで井上との2ショット写真を公開。「本当に光栄な写真」と初対面の感想を記している。

「ナオヤ・イノウエは私のお気に入りのファイターの一人。彼は神から才能を授かった純粋なパンチャーで、無意味なことを一切しない。私はいつもファンとは一緒に写真を撮りますが、有名人に夢中になったことはない。だけど、この今日は“夢中になった”と言ってもいい。受賞おめでとう。チャンピオンにふさわしい賞だと思う」

 なお、美人ファイターとして人気を誇るセラノのエモーショナルな投稿には「偉大な二人だ」「美男美女だ」「偉大なボクサーが並んでいる。何と豪華な」といったファンからの反響が相次いでいる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]