退任したユルゲン・クロップ監督【写真:ロイター】

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リバプールでの責務を終え一時休暇中

 今季までイングランド1部リバプールでの責務を全うしたユルゲン・クロップ監督は、早速新たなスポーツへ挑戦しているようだ。

 英国メディアがその様子をピックアップし、注目している。

 クロップ体制9年目を迎えた今季は、日本代表MF遠藤航が加入。アンカーのポジションで次第にスタメンの座を勝ち獲った。2023-24シーズン限りでクロップ監督が退団することが発表され、選手も優勝トロフィーをより一層渇望した。

 FAカップは準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに敗れたものの、リーグカップはチェルシーを下し今季初タイトルを獲得。プレミアリーグは後半失に速して3位でフィニッシュとなったが、現地時間5月19日のラストマッチ(最終節ウォルバーハンプトン戦/2-0)後には、盛大なセレモニーが行われた。

 2015-16シーズンから始まったリバプールでの監督キャリアを終え、一時休暇を取るクロップ監督。英紙「ザ・サン」では、妻のウッラさんとともにスペインのマヨルカ島へと旅立った様子をピックアップしている。クロップ監督は自身の公式インスタグラムで、現在は「パデル」(テニスとスカッシュの要素を持ったラケットスポーツ)を楽しんでいることを報告した。

「ザ・サン」紙も「クロップがアディダスのスポーツキットを着て登場。『数日前から始めて、今日が3回目のセッションなんだけど、極めて低いレベルから始めたんだ。一歩一歩前進していくよ』」と新たな挑戦を取り上げている。

 またマヨルカ島の滞在期間、クロップ夫妻は「1泊500ポンド(約10万円)以上の豪華な5つ星ホテルに滞在」しているという。現地にはすでにクロップ監督が購入した「340万ポンド(約6億8000万円)の別荘」があるともされるが、記事によれば建て直しを行っている最中で、「まだ入居できる状態にない」とされている。

 報道では、クロップ監督が「別荘の改築に伴い、妻のウッラとマヨルカ島に移住する予定だ」と紹介されている。今はリゾート地のホテルで夫婦の時間を大切に過ごしているようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)