ソシエダ監督「素晴らしい1年」を総括 不完全燃焼の選手へ「私の責任でもある」
イマノル監督が今季を振り返る
日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダは、5月25日のラ・リーガ最終節でアトレティコ・マドリードと対戦し0-2で敗れた。
今季を6位でフィニッシュしたなか、イマノル・アルグアシル監督は「自分には十分、選手には9点だ」と自己評価を下している。
今季は国内のコンペティションとともにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)も戦うスケジュールをこなしたソシエダ。CLはベスト16でパリ・サンジェルマンに敗れたが、リーグ戦では6位に入り来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」では、シーズンを振り返ったイマノル監督のコメントを紹介。「自分には十分、選手には9点だ。10点は来年のために残しておくよ」と話し「素晴らしい1年だったが、ベストのレベルを出せなかった選手や、短期間しか活躍できなかった選手もいる。彼らだけの責任ではなく、私の責任でもある」と反省点も述べた。
一方で、成績不振を批判する声に対し「彼らは最後までこのシャツを着て誇りをもって戦っていた。今シーズンも過去5年間も彼らを非難することはできない」とソシエダの選手たちへのリスペクトと賛辞を忘れなかった。
改めて「選手たちがやってきたこと、そしてファンがいつもそこにいてくれたからこそ、私はこの素晴らしい1年を誇りに思っている」と語ったイマノル監督。29日にJ1東京ヴェルディと日本での対戦も予定しているが、来季へ向けどういったチーム作りをしていくのかにも注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)