J2鹿児島、大島康明監督を解任「クラブの決断を真摯に受け止めております」
クラブが公式発表
J2鹿児島ユナイテッドFCは5月26日、大島康明監督を解任したことを発表した。
後任の監督については、決定次第公表するとしている。
昨季J3リーグを2位でフィニッシュし、J2の舞台に上がってきた鹿児島。大島監督体制2年目で迎えた今シーズンだったが現在18位と低迷。第14節から3連敗を喫し、直近の5月25日の藤枝MYFC戦は1-1のドローで終えていた。
大島監督は「解任というクラブの決断を真摯に受け止めております」と、今回の解任について理解を示し、クラブ代表の徳重剛氏は「クラブとして心から感謝と敬意を表します」と、感謝の思いを伝えた。
大島監督のコメントは以下のとおり。
「昨年8月から監督をさせていただきJ2昇格という目標は果たせましたが、今シーズンはここまで試合内容に手応えを感じていたものの結果が伴わず、解任というクラブの決断を真摯に受け止めております。鹿児島ユナイテッドFCの熱いファン・サポーター、スポンサー、選手、コーチングスタッフ、クラブ関係者の皆様には大変感謝しております。7年半という長い間ありがとうございました。今後の飛躍、成功を心より願っております」
徳重剛のコメントは以下のとおり。
「日頃より鹿児島ユナイテッドFCにご支援やご声援を賜り心からの御礼を申し上げます。この度、監督を交代して残りのシーズンを戦うことにしましたのでお知らせします。
今シーズンも17試合が経過して降格圏内の18位という状況と、残り21試合をどのように戦っていくかについて協議を重ね総合的に判断した結果です。クラブが今シーズン目標としているJ2残留を何が何でも達成すべく、選手・スタッフ、そして、応援してくださるファン・サポーターやスポンサーの皆様、地域の皆様とが更に一丸となって戦って参りたいと存じます。
大島監督には、2017シーズンより約7年半に渡り、コーチや監督としてクラブを支えて頂きました。その間には、監督交代時に緊急的に引き継いで頂いたことや、2度もJ2に導くなど持てる力を発揮して頂き、クラブの成長にご尽力くださいました。クラブとして心から感謝と敬意を表します。大島監督の今後の活躍を祈念申し上げます」(FOOTBALL ZONE編集部)