「au PAY」から「バーチャルカード」が登場 発行手数料有料(600円)の「プリペイドカード」はより安全・便利に

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 KDDIとauペイメントは、「au PAY」アプリ上で、2024年春のリニューアルを予告していた、新しい「au PAY プリペイドカード」の申込受付を開始した。同じく「au PAY」アプリ上で、新たに「バーチャルカード」の発行を開始し、「au PAY」の機能を強化した。

●au PAY プリペイドカードは「タッチ決済」に対応



 リニューアルしたau PAY プリペイドカードは、券面デザインを刷新。カード情報(カード番号・有効期限)を裏面に集約することで盗み見されるリスクを低減し、セキュリティを高めた。また、「ICチップ」を搭載するとともに「タッチ決済」に対応し、店頭でカードを受渡することなくスピーディーに決済できるようになった。プリペイドカードのため審査不要で年齢制限はない。

 今回の機能向上にともない、従来は無料だったプラスチックカードの新規発行・更新は、発行手数料600円が必要となるが、新規または更新発行時に発行手数料を支払い、プラスチックカードを申し込んだうえ、申し込み翌月から6カ月間に指定の決済方法で合計5万円以上利用した場合に、発行手数料の還元特典として600円相当のau PAY 残高を還元する。

 au PAY プリペイドカードの有効期間は7年間。ポイント還元率は0.5%(200円につき1ポイント)。国際ブランドはMastercard。なお、従来のau PAY プリペイドカードの新規発行は、2024年4月18日をもって申込受付を終了したが、手元にあるリニューアル前に発行されたau PAY プリペイドカードはカード記載の有効期限まで継続して利用でき、有効期限前でも再発行の手続きを実施すると発行できる。

 また4月23日から、プラスチックカードを発行しなくても「au PAY」アプリ上でカード情報を表示できる手数料無料の「バーチャルカード」の発行も開始した。バーチャルカードはApple Payのみに対応し、オンラインショップ・サービスのほか、「QUICPay+」のマークのある店で利用できる。