KNB北日本放送

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健康被害が報告されている小林製薬の紅麹サプリを摂取していた女性3人が富山市民病院を受診し、うち2人が腎機能が低下するなどして入院や通院をしていたことがわかりました。

富山市民病院は5日、回収対象となっている「紅麹コレステヘルプ」を摂取していた女性3人が3月以降に受診したと明らかにしました。

このうち2人は腎臓の機能が低下し、けん怠感や体のむくみを引き起こす「ファンコニー症候群」の疑いがあると診断を受けて現在も通院していて、1人は一時検査入院していました。

この2人は「紅麹コレステヘルプ」を約1年間継続して摂取していたということです。

診断を行った富山市民病院の大田 聡医師は、2人には持病や他に摂取している薬がないことから、紅麹サプリとの関連が疑われるとしています。そして「自覚症状がなくても継続的に摂取していた場合は医療機関を受診してほしい」としています。