MicrosoftがOfficeの値下げを全世界で展開&Teamsの抱き合わせ販売を中止
MicrosoftがOfficeの一部プランからTeamsを除外し、値下げすることを発表しました。独占禁止法違反の指摘に対するヨーロッパでの対応が全世界に適用された形です。
Realigning global licensing for Microsoft 365
https://www.microsoft.com/en-us/licensing/news/Microsoft365-Teams-WW
Microsoftが「Teams」のMicrosoft 365やOffice 365との抱き合わせ販売をヨーロッパで中止すると決定 - GIGAZINE
新たに、MicrosoftはOfficeとTeamsの分離を世界中に拡大することを発表しました。Teamsの分離に伴って、Officeの一部プランの値下げも発表されています。
エンタープライズ向けOfficeではTeams付属プランの提供が打ち切られ、Teamsを利用したい場合は月額5.25ドル(約796円)のMicrosoft Teams Enterpriseに加入する必要があります。Teams分離後のエンタープライズ向けOfficeの月額料金は以下の通り。
プラン名月額Office 365 E1 (no Teams)7.75ドル(約1170円)Office 365 E3 (no Teams)20.75ドル(約3150円)Office 365 E5 (no Teams)35.75ドル(約5430円)Microsoft 365 E3 (no Teams)33.75ドル(約5120円)Microsoft 365 E5 (no Teams)54.75ドル(約8300円)
フロントラインワーカー向けのOfficeではTeams付属プランとTeamsなしプランが提供されます。それぞれの月額料金は以下の通り。
プラン名TeamsありTeamsなしMicrosoft 365 F12.25ドル(約341円)1.75ドル(約265円)Office 365 F34ドル(約606円)3.5ドル(約531円)Microsoft 365 F38ドル(約1210円)7.5ドル(約1140円)
ビジネスプランでもTeams付属プランとTeamsなしプランが提供されます。それぞれの月額料金は以下の通り。
プラン名TeamsありTeamsなしMicrosoft 365 Business Basic6ドル(約910円)4.75ドル(約720円)Microsoft 365 Business Standard12.5ドル(約1890円)10.25ドル(約1550円)Microsoft 365 Business Premium22ドル(約3340円)19.75ドル(約2990円)
なお、記事作成時点では各プランの日本での価格は発表されていません。