阪神大賞典に出走予定のディープボンド(c)netkeiba

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 ディープボンドは21、22年とこのレースを連覇した実力馬。今回は心機一転で若手のホープ岩田望来騎手にスイッチ。新たな面を期待したい。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■3/17(日) 阪神大賞典(4歳上・GII・阪神芝3000m)

 ディープボンド(牡7、栗東・大久保龍志厩舎)は7歳だが、まだまだ衰え知らず。このレースの連覇や天皇賞(春)、有馬記念で好走しているように長丁場の大舞台では安定している。この中間はこの馬に初めての騎乗となる岩田望来騎手が付きっ切りで調整して、念には念を入れている。これまで戦ってきた相手関係から2年ぶりの勝利は目前。鞍上は岩田望来騎手。

 ブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)は中野栄治調教師の定年に伴い吉岡辰弥厩舎へ転厩したが、栗東の環境にも慣れて攻め馬の動きが抜群。前走の日経新春杯も、心房細動明けというハンデも何のその。着差以上に強い勝ちっぷりだった。連勝の可能性は大きい。鞍上は菅原明良騎手。

 その他、オープン昇格後も安定した成績を収めているワープスピード(牡5、美浦・高木登厩舎)、約1年ぶりも追う毎に良化見せる実力馬シルヴァーソニック(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)、前走・ダイヤモンドS勝ちで、意外にもこのレースが初参戦のテーオーロイヤル(牡6、栗東・岡田稲男厩舎)なども侮れない存在だ。発走は15時35分。