ゴールドティアラ(23年撮影、ユーザー提供:河内飛鳥さん)

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 2000年のマイルCS南部杯などを制したゴールドティアラ(牝28歳)が9日朝、死亡したことがわかった。同日、YogiboヴェルサイユリゾートファームがX(旧Twitter)で発表した。

 ゴールドティアラは父Seeking the Gold、母Bright Tiara、その父Chief's Crownという血統の米国産馬。98年にデビューし、翌99年のユニコーンSで重賞初制覇を果たした。その後もダート戦を中心に活躍し、00年のマイルCS南部杯など重賞5勝を挙げた。

 引退後はノーザンファームで繁殖入り。直仔から重賞勝ち馬は出なかったものの、孫のステファノスが14年の富士Sを制してGIで何度も好走を見せた。20年に繁殖引退、Yogiboヴェルサイユリゾートファームに移動して余生を過ごしていた。後日、同ファームにて献花台が設置される予定となっている。