日本代表MF久保建英(ソシエダ)が18日、ラ・リーガ第25節のマジョルカ戦で今季7ゴール目を決めた。ラ・リーガでは2か月ぶりのゴールとなったが、久保はゴールパフォーマンスを行わず、合計2シーズンにわたって過ごした古巣に敬意を表した。

 0-1で迎えた前半38分だった。自陣でボールを奪ったDFイゴール・スベルディアからの縦パスを受けた久保は、カウンター気味にドリブル突破を開始。相手DFと正対しながらペナルティエリア内まで攻め込むと、最後はあえて相手を抜き切らずにシュートを放ち、低い弾道のシュートでゴール左隅を撃ち抜いた。

 久保にとっては昨年12月9日のラ・リーガ第16節ビジャレアル戦(○3-0)以来、アジアカップを挟んで約2か月ぶりのゴール。公式戦出場7試合にわたって得点やアシストから離れていたが、ついに結果を出した。

 なお、この日のスタジアムは久保がR・マドリー所属時代の2019-20シーズン、21-22シーズンに期限付き移籍で所属していたマジョルカの本拠地ソン・モイス。チームにとっても貴重な同点ゴールとなったが、久保は両手を軽く上げてゴールパフォーマンスを控え、古巣の関係者やサポーターに敬意を示した。