負傷から復帰した三笘薫【写真:Getty Images】

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バーレーン戦の後半22分からピッチへ

 日本代表MF三笘薫は、1月31日のアジアカップ決勝トーナメント1回戦バーレーン代表戦(3-1)の後半途中から今大会初出場を果たした。

 怪我を抱えての招集だったなか、4戦目にしてようやく実戦復帰を果たした事実は、三笘が所属するブライトンの地元メディア「Sussex Express」でも報じられている。

 左足首の負傷を抱えた状態でアジアカップに招集となった三笘。別メニューなど回復に努めつつ、グループリーグでは裏方で味方を鼓舞する姿も話題を呼んだ。1月26日の全体練習に参加。その後もパフォーマンスを上げつつ、復帰へ向けて準備を進めてきた。

 迎えた31日のバーレーン戦。2-1というスコアのなか、後半22分から三笘がピッチに立った。ファーストプレーで早速得意のドリブルで仕掛けを披露すると、後半40分には自陣で拾ったボールを50メートルほどドリブルで持ち上がり相手3人を置き去りに。ラストパスを受けたFW浅野拓磨はシュートに持っていけなかったが、三笘の怖さが相手に存分に伝わったシーンだった。

 三笘復帰の一報は「Sussex Express」でも伝えられ、「ブライトンのスター選手、三笘薫がアジア杯の日本代表戦でエキサイティングなプレーを披露した」と報道。見せ場となったドリブル突破シーンについては「相手DFをかわしてチームメイトへ完璧にお膳立て。魔法のようなプレーを見せた。しかし、惜しくも日本の決定的な4点目とはならなかった」と綴っている。

一方で「昨年12月21日のクリスタル・パレス戦で負傷して以来、三笘が再びプレーできることをシーガルズは喜んでいることだろう。ただ、アルビオンに戻ってくるにはまだ時間がかかりそうだ」と、不在が続くことにも言及していた。(FOOTBALL ZONE編集部)