原作漫画と同じこだわり
 - (c)尾田栄一郎/集英社

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 実写ドラマ版「ONE PIECE」の製作総指揮を務めたスティーヴン・マエダが、原作者・尾田栄一郎から伝えられた実写化にあたってのNG事項を、TV Line に明かした。

 週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の人気漫画「ONE PIECE」を、全8話構成のドラマシリーズで実写化した本作。尾田はエグゼクティブ・プロデューサーとして実写版にも参加しており、世界各国のスタッフと議論を重ねて麦わらの一味をキャスティングしたり、「面白くないから世に出せない」と再撮影を依頼するなど、原作者として実写ドラマに熱を注いだ。

 そんな尾田から、ドラマの制作スタッフに“指令”が出されていたそうで、マエダは「尾田先生からの指令の一つに、クルー間のロマンスはNGというものがありました。あれは断固拒否でした」と明かす。尾田自身、「ONE PIECE」は少年漫画であるため、恋愛描写は描かないと公言しており、実写版でも尾田の方針がそのまま反映されることになった。

 序盤で主人公ルフィ(イニャキ・ゴドイ)の仲間になるゾロ(新田真剣佑)とナミ(エミリー・ラッド)が距離を縮めることについても、マエダは「単純にお互いウマが合うから」だと説明。二人が恋愛関係に発展することはないと強調している。(編集部・倉本拓弥)

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