今季開幕4試合で3ゴールと結果を残す久保。(C)Getty Images

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 リバプールのモハメド・サラーの後釜として、レアル・ソシエダで活躍する久保建英の名前が挙がっている。9月5日、クラブ専門サイト『Liverpool.com』が伝えた。

 現在、リバプールはサウジアラビアのアル・イテハドからエジプト代表FWの獲得の打診を受けており、移籍金1億5000万ポンド(約282億円)のオファーは断ったという。ただ、サウジの移籍期間は20日までとなっているため、「今後もオファーが届く可能性があるだろう」と同メディアは報じる。
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 さらに記事では、「遅かれ早かれ、クラブはエジプトキングがアンフィールドを去る事実を受け入れなければならないだろう」と推測し、31歳のエース退団のために後釜を考えておく必要があると言及。そこで「レアル・ソシエダの右サイドでプレーする左利きの選手で、右から左にカットインする形は似ている」として、久保を推薦している。

「サラーの代わりを務めるのは、ほぼ不可能な仕事であることが分かる。鍵となるのは彼と同様のプレーをしないことかもしれない。その点、クボはリバプールが検討すべき選手だ」

 圧倒的なスピードを誇るサラーとはタイプが異なるものの、久保は今季のソシエダで右ウイングを務めており、開幕から4試合に出場して3ゴール・1アシストと猛威を振るっている。

 またレアル・マドリーからソシエダへ移籍して結果を残し、プレミアでも活躍するマーティン・ウーデゴー(アーセナル)と日本代表MFは同じ道を歩むと記事は伝えた。

「ウーデゴーで見たように、マドリーで才能を発揮できなかったからといって、その選手がプレミアリーグで十分に活躍できないというわけではない」

 サラーが中東に渡った場合には、リバプールは新たな戦力として久保を補強するかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部