「田中碧は日本では英雄だが、フォルトゥナ・デュッセルドルフでは問題児」ドイツ紙が報じる
今月9日にドイツ代表と再戦する日本代表。ドイツでは田中碧の存在も注目されているようだ。
昨年末のワールドカップで活躍した田中は、ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属している。彼はこの夏に1部リーグへの移籍を志願したが、それは実現しなかった。
そうしたなか、『Bild』は「田中はフォルトゥナのトラップに嵌った(移籍できなかった?)。日本では英雄だが、デュッセルドルフでは問題児でしかない!」などと伝えている。
田中との契約を2025年まで結んでいるフォルトゥナ・デュッセルドルフは彼の移籍志願に不満はなかったものの、彼らが求める300万ユーロ(4.7億円)以上の移籍金を支払うチームは現れず。
スポーツディレクターのクラウス・アロフスはこう話していたそう。
「我々は必ずしもアオを追い出したいわけではない。
移籍は彼の希望だった。彼は1部でプレーすることで、代表での地位を確立したがっていた。それは実現しなかった。
アオはいい子だ。だからといって、彼が我々と続けるのを妨げるべきではない。
冬にどうなるか見てみよう。その間、彼は自薦しなければいけない」
心配をかける子という意味での問題児ということだろうか。
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そのうえで、同紙は「田中は土曜のドイツ戦でまた大舞台でやれるかもしれない。彼の実力を知っているのはハンジ・フリック監督だけではない」とも伝えている。