極上マグロを堪能するならここ!「やま幸」が手掛ける人気店3選
「やま幸」といえば、鮨店をはじめ国内最高峰の飲食店にマグロを卸す、その道のトップランナー。
近年、麻布十番に自社の店を立て続けにオープンしている。
空間と味のレベルの高さで存在感を増す、「やま幸」が手掛ける3軒をご紹介しよう!
1.劇場のようなカウンターで、マグロとワインの相性に唸る
『Wine Maison Ropp』
厨房を囲む湾曲したカウンターにはIHがはめ込まれ、料理長が目の前で調理。壁にはオーデマ ピゲの巨大時計がかけられている
2020年7月に開業した『Wine Maison Ropp』はワインバー。
中トロと赤身、うにが盛られた「トロたく巻き」3,500円。手で豪快に頬張りたい
『HIBACHI』の名物ナポリタンも提供し、すき焼きや麻婆豆腐といった誰もが好きな和洋中の料理もそろえるのが大人の遊び心をくすぐる。
ワインはソムリエ資格を持つ料理長の原田康城さんがセレクト。ブルゴーニュのピノノワールをはじめとした堂々のラインナップだ。グラスワイン 2,000円〜
それらに豊富なブルゴーニュを合わせられるのだから、まさに十番らしい一軒である。
■店舗概要
店名:Wine Maison Ropp
住所:港区麻布十番1-5-6 Azabu Toriizaka First 4F
TEL:03-6812-9511
営業時間:【火〜土】18:00〜(L.O.26:00)
【祝】18:00〜(L.O.22:30)
定休日:日曜、月曜
席数:カウンター10席、テーブル2席
2.職人の本気に納得する、マグロと蕎麦という意外性
『蕎庵 三たて』
アンティーク家具が置かれた趣ある店内。手前に蕎麦の打ち場があり、臨場感たっぷりに工程を眺められる。遅い時間はバー利用も可
昨年7月に開業の『蕎庵 三たて』は、内観の壮厳な設えが特徴。
マグロを含む酒肴をつまんでいる間に蕎麦が打たれていく。
料理長の三浦幸喜さんは『京味』での修業後、蕎麦の道に入った精鋭。
在来種も取り入れる全国厳選の蕎麦は、打ち立てこそ芳醇な香りが際立つ。
キャビアとマグロを包んで食べる「蕎麦粉のガレット」。コース(15,000円)より
マグロをのせた蕎麦粉のガレットや、蕎麦のジェノベーゼなど革新的な一品と、シャンパンのマリアージュを提案するのも魅惑的な個性だ。
■店舗概要
店名:蕎庵 三たて
住所:港区麻布十番2-8-12 リレント麻布十番 2F
TEL:03-6722-6702
営業時間:【火〜金】18:00〜(L.O.23:30)
【土】14:00〜(L.O.21:00)
定休日:日曜、月曜
席数:カウンター9席、テーブル6席
3.魚が主役のイタリアンで示す、日本一のマグロ卸の真骨頂
『fragment』
オープンキッチンを囲むカウンターはどの席からも調理のライブ感を感じられる。ムードを兼ね備えた開放的な空間だ
最新店は今年2月に開業した『fragment』。
系列鮮魚店「希海」と「大豊」から仕入れる鮮度のよい魚介を駆使したカウンターイタリアンで、海辺のイタリアンのような季節感豊かなメニューを展開。
瀬戸内産コラトゥーラと鮎魚醤に潜らせた赤身の漬けを添えた「やま幸マグロ キャビア」 は名物のひとつ
スペシャリテのマグロのタルタルと、魚介の出汁が凝縮されたパスタは、面目躍如たるひと皿だ。
牛乳と卵白入りの手打ちパスタ“シャラテッリ”と全国厳選の魚介を使った「シャラテッリ全国前」。コース(15,000円)より
「日常的に使ってほしい」との思いから、どの店もコースは1万円台前半から。
こなれた価格設定も嬉しい。
■店舗概要
店名:fragment
住所:港区麻布十番3-9-2 タモン麻布 2F
TEL:03-6812-6933
営業時間:コース 18:00〜(L.O.20:00)
アラカルト 20:30〜(L.O.23:00)
定休日:水曜、日曜
席数:カウンター14席
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