フィジーの海で減り続ける珊瑚を育成「生きていくためには海が大切」

写真拡大 (全7枚)

世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

8月4日(金)の放送では、フィジーのブンダマリーナを紹介した。

フィジー最大の島・ビチレブ島の西海岸にあるブンダマリーナ。

海外からやってきた船は、伝統の歌と踊りで迎えられる。

ここで父からマリーナを受け継いだのが、二代目のリサ・フィリップさん。いま、減り続ける珊瑚の育成に力を入れている。

「私たちが住む島は地球上でもっとも広い海にあります。生きていくためには海が大切」(リサさん)

マングローブの植林を手掛けてきたリサさんがサンゴの育成をはじめたのは、昨年のことだった。

まずプランターにサンゴの苗を植え、マリーナ周辺の浅瀬で数か月育てる。そして大きくなったらリーフに移植。今のところ順調で、秋に最初の移植を行う予定だ。

いつか子どもたちを招待し、すくすく育つサンゴを見てもらうのが目標だそう。海という地球からの贈りものを、次の世代に美しいまま手渡したい…。

なお、次回8月11日(金)放送の『港時間』は、引き続きフィジーのブンダマリーナを特集。マリーナで船上生活をしているオーストラリア人男性に話を聞く。