猛暑が続いています。アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、涼しく暮らすアイデアを教えてくれました。

「エアコンなし」の北国住まい。涼しく、節約して暮らすアイデア

北海道在住のアラフィフです。「北海道の夏は涼しい」といわれますが、近年は普通に30℃を超える日が続きます。しかし、古い家だとエアコン設備がない場合も。わが家もそんなエアコンなしの賃貸マンションに住み、扇風機とポータブルのミニクーラーでなんとかやり過ごしている日々…。

【写真】「切って盛るだけ」無印良品の冷凍食品

そんななか、少しでも涼しくなるように工夫をしています。今回は暑い日々を少しでもラクにするヒントをご紹介します。

●1:使えば爽快!「ハッカ油」でひんやり

最近のお気に入りは、市販のハッカ油のスプレーです。これを濡れタオルにスプレーし、手足や首筋をふくと、その清涼感はなんともいえません。

ただし、肌に直接つけるとピリピリするので、肌の弱い方は水で薄めてから使ってください。また、洗面器に水を張ってハッカ油を数滴垂らし、冷水に手足をつけるのも爽快です。スッキリしたいときにぜひ。

 

●2:ササっと手軽に。「保冷剤」「濡れタオル」で体を冷やす

古典的な方法かもしれませんが、保冷剤は効果的です。首に巻いたり、おでこに当てたり、また寝るときに手元を冷やしたりと、保冷剤を活用しています。また、熱を冷ますためのアイスノンや冷えピタなども、こういった場面では大活躍しますよ。

さらに、ひんやりとした濡れタオルもおすすめ。たっぷり水を含ませたタオルを、腕や足に当てて肌を湿らせ扇風機に当たると、水蒸気の蒸発により一気に冷やされるんです。気持ちいいですよ!

ひんぱんに濡らす手間はありますが、即効性がありとても涼しく効果的です。ほとんどお金をかけずにできるのもメリットですね。

●3:部屋の温度を上げない。煮込み料理を避け「冷凍食品」を活用

これからの季節、暑さで料理する気にもならないこと、ありますよね。そんなときこそ、レンジ調理や短時間でつくれるものがおすすめです。

これなら室内の気温をあまり上げずにすみますから。長時間火を使う料理は避け、電子レンジやトースター、炊飯器などを活用しましょう。私は炊飯器で「鶏ハム」をよくつくります。

また最近は冷凍食品も品質が上がり、おいしいものがたくさん増えています。こういった食品をメインにする日もあってよいと思います。先日は、無印良品の冷凍食品の韓国風のり巻き(キンパ)を買って食べました。目先が変わって家族も喜びます。

もしガスやIHコンロを使うのであれば、短時間で完成する炒め物や焼魚などがおすすめ。

 

●4:「遮光カーテン」で太陽光をカット

夏の暑さはとくに午後からの西日が厳しいですよね。そんなときにいいのが「遮光カーテン」です。日光を遮るので、部屋の温度が上がりにくくなります。

過去に私は夜勤のある仕事をしていて、日中に眠るために遮光カーテンを取り入れたのですが、暗さは普通のカーテンと段違いです。日差しが強い日には、遮光カーテンをしっかり閉めることで、室内の気温上昇を抑えることができます。

これからカーテンを検討する方には、最近「遮熱カーテン」というものも出てきています。これは、光だけではなく、熱も遮ることができるというもの。遮光カーテンと併せて検討してみては。

 

このような工夫で、酷暑を乗り切きりましょう! まだ8月も始まったばかり。エアコンがない方にも、節約のためなるべく使いたくない方にも役立てばうれしいです。