シャルケを降格の危機から救えなかった吉田。(C)Getty Images

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 ブラジルの大手メディア『globo』が、ブンデスリーガでプレーする日本人選手の今シーズンを評価する記事を掲載している。

 シャルケ1年目で降格を経験した吉田麻也は、「悪かった」の評価。次のように評されている。

「ほぼシーズンを通してスタメンに留まったにもかかわらず、ブンデスリーガで2番目に失点の多い守備陣でプレーすることで弱点を露呈するなど、パフォーマンスには波があった」

 同メディアは「彼は、リーグで空中戦勝利数が14番目(110)で、1月から2月にかけて4連続クリーンシートを達成し、降格を逃れることが可能かと思われた勝利など、良い瞬間もあった。しかし結局、チームを救うことができなかった」と続けている。

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 さらに「興味深い事実」として「ヨシダがヨーロッパでプレーしたチームはすべて、現在2部に所属している。今シーズン、サンプドリアとサウサンプトンは降格し、VVVフェンロは2年前に崩壊し、未だに(1部に)復帰できていない」と指摘している。

 2部降格により、契約更新オプションが行使されなかった吉田。新シーズンはどこで開幕を迎えるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部