ピアズ<7066.T>がしっかり。20日の取引終了後、資本・業務提携先のKandaQuantum(東京都千代田区、KQ)と、ChatGPTを活用してリアルタイムでオペレーターに対して顧客への回答や提案内容をサジェスト(ヒントの提示)する機能を開発すると発表しており、好材料視されている。

 ピアズのオンライン接客システム「Video Callcenter SYSTEM」とKQ社の技術を組み合わせることで、接客内容をリアルタイムでAIが把握し、その会話の内容にあった提案パターンをChatGPTモデルを使ってサジェストする機能を開発する。具体的にはジェネレーティブAIがオペレーターに対し、顧客に提案すべき商材、不満に対する切り返しトーク、商品のセールスポイントを提示するシステムで、これによりスタッフの提案レベルの平準化、スキル不足の解消、教育の効率化に貢献するという。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。

出所:MINKABU PRESS