午前:債券サマリー 先物は続伸、朝安後は切り返す
20日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。日銀金融政策決定会合を通過したあとの買い戻しが続いているといった様子だった。
債券先物は売り先行で始まった。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が19日の講演で「引き締め不足よりは引き締め過ぎる方向に間違うべきだ」と述べたことなどを受け、同日の欧州債利回りが上昇したことが影響した。ただ、日銀の政策修正の思惑が後退していることから下値は限定的で、売り一巡後は切り返し。日経平均株価の下落も債券の支援材料となり、一時148円69銭まで上伸する場面があった。
午前11時の先物9月限の終値は、前日比14銭高の148円57銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.380%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
債券先物は売り先行で始まった。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が19日の講演で「引き締め不足よりは引き締め過ぎる方向に間違うべきだ」と述べたことなどを受け、同日の欧州債利回りが上昇したことが影響した。ただ、日銀の政策修正の思惑が後退していることから下値は限定的で、売り一巡後は切り返し。日経平均株価の下落も債券の支援材料となり、一時148円69銭まで上伸する場面があった。
午前11時の先物9月限の終値は、前日比14銭高の148円57銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.380%で推移している。
出所:MINKABU PRESS