ポロシャツは襟が命?デサントが技術開発してまで追求したこだわりの一着とは
ゴルフやビジネス、カジュアルなど、さまざまなシーンで活躍する“ポロシャツ”。リラックスしながら上品な印象になることが魅力ですが、時々襟がピロッとヨレてしまうのが玉にキズ。
機能的なスポーツウエアを展開するデサントでは、ポロシャツの美しい襟にこだわった“ポロシャツは襟が命“というプロジェクトを立ち上げ、ヨレない襟の研究・開発が行われていました。
▲「RIJOUME ORI-ERI 半袖シャツ」
そして生まれたのが、“ORI-ERI(折り襟)”と“Terraced Pattern(テラスパターン)”という2つの技術。
▲ORI-ERI
競技ウェアの開発で培われたノウハウを活かすことで、襟の美しさが持続するポロシャツが生まれました。
▲Terraced Pattern
レーザーで裁断し、“接着縫製技術”を活用してつくられた襟は、縫い目がなく、スマートな印象になるのが魅力。しかし、裁断面が焦げてしまったり、洗濯するうちに剥がれてしまうという課題があったのだそう。
これを解決したのが“ORI-ERI”の基となった、型紙を工夫して「折って襟の形をつくる」という方法。襟パーツを貼り合わせるのではなく、折りたたんで接着することで、裁断面が露出しないため、焦げや変色、剥がれやすさを解消することができたといいます。
さらに、“Terraced Pattern”は、襟の見返し部分の厚さを段差設計にするという発想から生まれた技術。
複数の生地が重なる部分には厚みが出てしまいますが、前立て部を構成する生地の端をずらして段差をつけることで、厚みの差を軽減させています。これにより、適度な重量感が襟の開き角度を調整し、美しいカーブバランスを実現しています。
▲「ART FLEX POLO-SHIRTS ORI-ERI 」
デサントは、この2つの技術を活用したポロシャツを新発売。
▲「TOUGH POLO-SHIRTS ORI-ERI 」
オフィスカジュアルにも最適な「ART FLEX POLO-SHIRTS ORI-ERI」(1万9800円)「TOUGH POLO-SHIRTS ORI-ERI」(1万6500円)や、ゴルフラインからは、「g-arc collection POLO-SHIRTS ORI-ERI」(2万6400円)「RIJOUME ORI-ERI 半袖シャツ」(1万6500円)が登場しています。
▲「g-arc collection POLO-SHIRTS ORI-ERI」
たかが襟、されど襟。襟が美しく整っているだけで、見た目の印象も大きく変わるはず。ポロシャツ愛用家の方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
>> デサント
<文/&GP>
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