鈴木唯人が!「欧州デビュー戦」でゴールをぶち込んだ9名の日本人
ヨーロッパでプレーする日本人選手が増加し、毎週当たり前のように日本人がゴールを記録する時代となった。
そこで今回は、そんなヨーロッパでのデビュー戦で「いきなりゴールを決めて衝撃を与えた日本人選手」を見てみよう。ゴールを記録した時間にも注目だぞ。
守田 英正
当時の所属:サンタ・クララ(ポルトガル)
デビュー戦の相手:リオ・アヴェ(2021年1月25日)
初ゴールに要した時間:89分
今や日本代表と名門スポルティングに欠かせないMFとなった守田。
2021年冬、川崎フロンターレから大西洋に浮かぶアゾーレス諸島に本拠地を置くサンタ・クララに加入すると、濃霧となったリオ・アヴェ戦で先発起用されデビュー。試合終了間際に決勝ゴールを決めた。
大久保 嘉人
当時の所属:マジョルカ(スペイン)
デビュー戦の相手:デポルティーボ・ラコルーニャ(2005年1月10日)
初ゴールに要した時間:64分
現在はタレントとして奮闘中の大久保嘉人も、欧州挑戦で衝撃を与えた一人だ。
当時ヨーロッパでも強豪クラブだったデポルティーボ相手にデビュー戦でヘディングゴール。試合中、相手との接触で骨折していたというが、強行出場してのゴールだった。
中田 英寿
当時の所属:ペルージャ(イタリア)
デビュー戦の相手:ユヴェントス(1998年9月13日)
初ゴールに要した時間:52分
海外で成功した日本人選手たちの道筋を作った選手の一人、中田英寿。彼の衝撃的なデビューは今なお語り草となっている。
1998年のワールドカップを終えて欧州に渡り、ペルージャで迎えた開幕戦。ユヴェントスを相手に2ゴールを叩き込む活躍を見せ、その実力は世界に知られるところとなった。
尾崎 加寿夫
当時の所属:アルミニア・ビーレフェルト(ドイツ)
デビュー戦の相手:ユヴェントス(1983年8月13日)
初ゴールに要した時間:24分
奥寺康彦に次いで日本人2人目となるドイツ・ブンデスリーガでプレーした元日本代表のストライカー。
デビュー戦となったケルン戦で、西ドイツ代表GKハラルト・シューマッハーからゴールを決めた(0:10〜の動画は別のシーン)。
鈴木 唯人
所属:ストラスブール(フランス)
デビュー戦の相手:アジャクシオ(2023年4月16日)
初ゴールに要した時間:14分
パリ五輪世代のエースとして期待を受ける21歳は、衝撃デビューを飾った“最新作”だろう。
2023年1月に清水エスパルスからフランスへ。ベンチを温める日が続いた(Bチームでは出ている)が、4月のアジャクシオ戦に途中投入されると4人を手玉にとるドリブルから左足で初ゴールを決めた。
中村 敬斗
当時の所属:トゥウェンテ(オランダ)
デビュー戦の相手:PSV(2019年8月3日)
初ゴールに要した時間:8分
オーストリアのLASKリンツで爆発し日本代表入りした中村敬斗も、実は“デビュー戦ゴーラー”だ。
ガンバ大阪から2019年にオランダのトゥウェンテへと移籍し、開幕のPSV戦で先発デビュー。超名門相手にたった8分でゴールを決める文字通り衝撃デビューを飾った。
林 大地
所属:シント=トロイデン(ベルギー)
デビュー戦の相手:セルクル・ブルッヘ(2021年8月28日)
初ゴールに要した時間:7分
東京五輪で上田綺世を差し置いてU-24日本代表のレギュラーを務めた林大地。
その活躍が認められ大会後に即ベルギーへ。そのデビュー戦となるセルクル・ブルッヘ戦の7分にいきなり初ゴールを決めた。
森本 貴幸
当時の所属:カターニャ(イタリア)
デビュー戦:アタランタ戦(2007年1月28日)
初ゴールに要した時間:4分
東京ヴェルディ時代に15歳にして初ゴールを決めた森本貴幸。その風貌から“和製ロナウド”と呼ばれたが、イタリアでもその怪物ぶりは発揮された。
カターニャ加入当初は全く出番がない状況だった。しかし2007年1月28日に行われたアタランタ戦でデビューを飾ると、投入からたった4分で初ゴールを奪取している。
遠藤 航
当時の所属:シント=トロイデン(ベルギー)
デビュー戦の相手:ヘンク(2018年8月5日)
初ゴールに要した時間:2分
日本代表の心臓部となっている遠藤も、欧州でのデビュー戦でゴールを決めている。
【関連記事】Qoly編集部が考えた「日本サッカー史上最高の選手」
出場がなかったロシア・ワールドカップ後、浦和レッズからシント=トロイデンへ。第2節のヘンク戦に途中出場を果たすと、69分投入、71分ゴールという離れ業を演じてみせた。