油も火も使わない!とことん手間を省いた「限界ハッシュポテト」に挑戦♪2種の粉使いでザクザク食感♪

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管理栄養士のともゆみです。突然ですが、おうちで揚げ物ってされますか?特に大量の油を使う料理はちょっと怖いし、油の処理にも気遣いたいし、洗い物など後片付けも大変!で、今日試してみるのは「ハッシュポテト」です。火も油も使わないっていうハッシュポテト。限界まで手間を省いたレシピだそうで、でも油で揚げたようなザクザク食感を実現しているとか。いったいどうやって作るんでしょう…⁉

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このハッシュポテトのレシピ考案は料理研究家「だれうま」さんで、味の素公式YouTubeで紹介されています。

仕事で疲れて限界なあなたもチャチャっと作れる、限界シリーズとして紹介されています。
外はカリっと中はホクホク、油で揚げないので後片付けもラクチンとのこと。

さっそく作っていきます!

「限界ハッシュポテト」の材料と作り方

【材料】
じゃがいも…300g(3個)
片栗粉…大さじ1
薄力粉…大さじ1/2
味の素のコンソメ(顆粒)…小さじ1
オリーブオイル…大さじ1
塩…3振り
こしょう…少々



【作り方】
1.  じゃがいもは洗って、芽を取り、5mm幅の棒状に切ります。
じゃがいもの皮は剥いてもいいですが、面倒なので剥かずに使用します。

じゃがいもの種類はメークインよりも男爵の方がホクホク仕上がります。



2.  じゃがいもを耐熱容器に入れてふんわりとラップをします。600Wの電子レンジで4分加熱します。



3.  電子レンジから取り出します。熱いので、ラップは奥側から気を付けてそっと外してください。
ラップを外したら、フォークでそぼろ状になるまで粗く潰していきます。



4.  片栗粉を混ぜます。片栗粉を入れると外はザクッ、中はホクホクの食感になります。



5.  薄力粉を入れて混ぜます。これで、揚げなくてもカリッとした食感になります。



6.  コンソメ、塩、こしょうを入れて混ぜます。



7.  4等分にします。1/4の生地をラップを敷いて小判型に整えます。
生地がバラバラにならないようにギュッと固めます。



8.  ラップを外し、クシャっとしたアルミホイルの上に並べます。
アルミホイルをクシャっとすることで、じゃがいもとアルミホイルがくっつきにくくなります。



9.  刷毛でじゃがいもの表面にオリーブオイルを塗ります。
表面に油を馴染ませることで、トースターでも油で揚げたようなザクザク食感を演出できます。



10.  トースターに入れます。1000Wで大体15~20分くらいこんがりと色づくまで焼きます。
わが家のトースターでは、25分焼きました。



11.  裏返して裏面もオリーブオイルを塗ります。更に10分くらい色づくまでトースターで焼いていきます。



12.  皿に盛り付けて、ケチャップとマヨネーズ(ともに分量外)を添えて完成です。



ワイルド系ザクザク食感!



外側がザックザクで、これはおいしいです!揚げたてのようなザクザク感とボリューム感があります。中はじゃがいもの甘さとしっかりと味付けされたコンソメが混在しています!ホクホクしているというよりも、使ったじゃがいものせいなのか、しっとりしていますね。でも、これはこれでおいしいです。面積的に、外側のザクザク感が多いので、全体ではザックザクといった印象が強いです。じゃがいもの皮が口に残るかなと思いましたが、ほとんど気になりません。形もごつごつだし、美しいきつね色にはなりませんでしたが、手作り感満載でこれはこれで良しとします(笑)。売っているものには小気味よい「サクサク感」がありますが、こちらはもっと「ザックザク」。見た目も食感もワイルドさがありますね。

じゃがいもの栄養

じゃがいもの主成分は、エネルギーとなる炭水化物のでんぷんです。その他、注目の成分は、ビタミンCやカリウムも多く含まれています。ビタミンCは抗酸化作用や、風邪予防、カリウムは高血圧予防やむくみ対策に役立ちます。
皮の近くにはポリフェノールの一種、クロロゲン酸という抗酸化作用のある成分が含まれています。食後血糖値の上昇の抑制や血圧を低下させるなどの研究データがあり、生活習慣病予防の働きが期待されています。皮ごと調理するとクロロゲン酸が摂取できるのでおすすめです。ただし、じゃがいもの芽にはソラニンという毒素が含まれていて、大量に摂取すると、下痢や吐き気が起こることがあります。芽だけは必ず取り除いて調理しましょう。

見た目は不格好になりましたが、食べ出したら手が止まらなくなるおいしさです。良かったらお試しください。

じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点

じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。

1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。

2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。

3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。

4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。

5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。
 
参考web:
【革命】油で揚げずに超ザクザク!火も使わない!『限界ハッシュポテト』の作り方 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lhPhqn56sKs&t=12s

参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社