【農家のおつまみ】「アボカドの鶏皮ポン酢」作ってみた!プルトロ食感に長ねぎのシャキっと感たまらん♪

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濃厚な味わいがおつまみにぴったりのアボカド。今回は、新潟県で珍しい国産アボカドを栽培する関根邦仁さんの定番おつまみを紹介します。鶏皮ポン酢に、アボカドを加えるだけで、口の中で旨味が爆発しちゃうんだとか。別の料理で余った鶏皮を使えば節約になるし、ボリュームもありそう!今夜の晩酌は、これでいきますか♪

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プルプルトロトロでお酒が進む「アボカドの鶏皮ポン酢」の作り方

レシピは、新潟県でアボカドを栽培するせきね農園の関根邦仁さんに教わりました。
「おつまみに一品欲しいなという時にも、パパッと作れますよ。アボカドと相性のいい長ねぎを加えるのもポイントです」(関根さん)

材料が少なくて簡単に作れるって、大事ですよね~。
さっそく作っていきますよ~♪



材料(2人分)
アボカド…1個
鶏皮…100g
長ねぎ…1/2本
ポン酢じょうゆ…適量

1.アボカドは半分に切り、種を取って皮をむき、一口大に切ります。



2.長ねぎは斜め切りにします。



3.鍋に熱湯を沸かし、鶏皮を5分程度、火が通るまで茹でたら、水で洗って食べやすく切ります。





4.ボウルに1のアボカド、2の長ねぎ、3の鶏皮を入れ、ポン酢じょうゆを加えて和えます。



出来上がり!



食べてみます!



お~!
濃厚な味のアボカドとこってりした鶏皮が合う~!口の中で旨味の爆発じゃ~!!
そこに長ねぎのシャキシャキ感とさっぱり感が加わって、たまりませんね~。

そして、ポン酢じょうゆの酸味と塩味がアボカド、鶏皮、長ねぎをひとつにまとめてくれて、おいし~い!

夫は「これ焼酎に合うわ~」と、箸が止まらない様子でした♪
簡単に作れるので、みなさんもぜひお試しください!

せきね農園のアボカドが、ネットの抽選販売でのみ買えるワケ

レシピを教えてくれた関根さんは、国産アボカド栽培の第一人者として、テレビなどにもひっぱりだこの存在。

関根さんが栽培するアボカドは、農園のホームページからの抽選販売がメイン。なかなか手に入りにくい状況が続いていますが、この販売形態に辿り着くまでには、紆余曲折があったそう。



関根さんが、アボカドの栽培を初めたのは、2015年。当時は、栽培法が確立されておらず、試行錯誤の末、2017年に100個ほどを収穫できたそう。

「自分なりの栽培法で、ある程度実をつけることが分かったので、次はどうやって売るかを考えました」(関根さん)

まずは、商談会に参加したという関根さん。

「商談会では、商品の魅力を伝えられる時間は10分そこそこ。限られた時間で、国産アボカドの珍しさ、おいしさ、輸入品との違い、栽培の苦労など、すべてを伝えきるのは難しいと感じました」(関根さん)

確かに。それらを10分に要約して淡々と説明したとしても、相手の心にはなかなか響かないかもしれませんね…。

「それに、アボカド栽培にはコストがかかるので、どうしても値段が高くなってしまいます。”うちのアボカドは高いけど、おいしいので買ってください”なんて言っても、押し売りにしかならないし、買ってくれる人なんていないよな~、と、その時思ったんです」(関根さん)

関根さんが次に目をつけたのが、インターネットによる通信販売でした。

「ホームページには、自分の伝えたいことを分かりやすく文章にして、写真ものせて。商談会でうまくいかなかった点を改善する形で、今度は”見た人にちゃんと伝わるように”ということを心がけました。そのうえで、買ってくれる人を待とうと」(関根さん)

「自分から売りに行く」のではなく、「買ってくれる人を待つ」という姿勢に切り替えたわけですね。



2018年は収穫量がさらに増加。10月から、ホームページで販売を開始しました。

「一度に収穫できる量は限られているので、最初は、”何月何日何時に在庫を入れます”と、その都度ホームページで告知するというやり方でした。すると、初めての販売で、用意した分が3日ほどで完売したんです。あ~、ホームページを見てくれる人がいるし、ちゃんと伝わって買ってくれる人もいるんだな、と手ごたえを感じました」(関根さん) 

その後は完売までの期間が1日、1時間、さらには1分と、とどんどん短縮されていったそうです。

そして、インターネット販売を始めてから1か月も経たない頃、新たな転機が訪れました。

「テレビから取材の依頼があったんです。取材を受けて放送後、それまで通り販売を行ったところ、ホームページのショッピングカートがすべてエラーになってしまったんです」(関根さん)

アクセス数が多すぎたんですね。

「とてつもない数の注文が注文完了になってしまって…でも商品がない、という最悪の事態でした。売りたいのに売れないし、何より申し込んでくれた方に迷惑がかかってしまう。そこで考えたのが、抽選販売でした。期間を設けて申し込みだけしていただき、当選された方にのみ連絡させていただく、というやり方です」(関根さん)

申し込みを受け付けるだけなら負荷も少ないし、ショッピングカートがエラーになることもないですもんね。

「買ってくださる方には手間を取らせてしまいますが、今のところ、これがいちばんいい方法だと思っています。テレビ出演の前からすでに、完売までの時間が短すぎて、パソコン操作が早い方しか購入できないという状態が続いていましたから」(関根さん)

抽選販売なら、誰にでも公平に買うチャンスがあるということですね。

「収穫量はまだ十分とは言えませんが、今後、収穫量を増やして、もっと多くの人にアボカドを味わっていただきたいと思っています」(関根さん)

関根さんのアボカドが、さらに身近に買える日が来るのが待ち遠しいです♪

せきね農園

関根邦仁さん

新潟市白根地区の、歴史ある農家の9代目。ビジュアル系バンドのボーカルとして活動したのち、2013年に就農。「自分なりの農業に挑戦したい」と、2015年にアボカドのハウス栽培を開始。テレビなどのメディアにも多数出演し、国産アボカドの魅力を広めている。

●ホームページ
https://sekinenouen.com/
●インスタグラム @sekine.farm
https://www.instagram.com/sekine.farm/