まるで居酒屋!?「アボカドのユッケ風」作ってみた!濃厚味の決め手は卵黄と〇〇のタレ!?【農家直伝】

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アボカドって、実はいろいろな食材と相性がいいってご存じですか? 新潟県で珍しい国産アボカドを栽培している関根邦仁さんによると、アボカドは卵黄ととてもよく合うのだそう。そこで教えてもらったのが、「アボカドのユッケ風」。火を通す工程がないので、パパッと作れておつまみにもぴったり。そして、こってり味の秘訣は…おなじみの市販のタレだとか。さっそく今夜の晩酌用に作っちゃいましょう♪

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すべての食材が絶妙に絡み合う~!「アボカドのユッケ風」の作り方

レシピを教えてくれたのは、新潟県のせきね農園の関根邦仁さん。
関根さんによると、アボカドはさっぱりした味付けにも合いますが、卵黄のほか、なんと焼き肉のタレのような、こってりした味付けとも相性抜群だそう。

「作り方自体がとても簡単なので、切り方を工夫して遊び心を加えるのもおすすめですよ」(関根さん)

アボカドと卵黄の組み合わせ、わたしは初めてなので、どんな味わいになるのか楽しみ~♪
では、作っていきましょう♪



材料
アボカド…1個
卵黄…1個
生ハム(スライス)…5~6枚
レタス…2~3枚
焼肉のタレ(市販)…適量
ゴマ油…少々

作り方
1.アボカドは半分に切って種を取り、皮をむきます。



2.1のアボカドを横にして置き、薄く切ったら、まな板の上で横にずらしていきます。





残り半分も同様に切ります。

3.器にちぎったレタス、生ハムを盛り、内側に2のアボカドを円形になるようにのせ、中央に卵黄をのせます。



4.焼肉のタレにゴマ油を混ぜ、3にかければ完成。



卵黄をくずし、具材にからめながら食べます。



うまっ!

クリーミーなアボカドとまろやかな卵黄、そして焼肉のタレの甘味がと~ってもよく合います。
アボカドを薄く切っているせいか、卵黄や焼肉のタレと絡みやすくなっている気がします。

さらに生ハムの塩気とレタスのシャキシャキ感が絶妙なアクセントに。

すべての食材が口の中で完璧にマッチして、これはおいしい~!

夫は「今まで食べたアボカド料理の中で一番好き!」と大絶賛していました。

わが家の定番おつまみに加わりそうです♪

「アボカドとの対話」でおいしく育てる

新潟県で国産アボカドのビニールハウス栽培を手掛ける関根邦仁さん。2015年にアボカド栽培を始め、現在およそ150本の木を育てています。



アボカドは、日本では栽培例が少ない新しい作物。栽培マニュアルがないうえ、「1万の花のうち、収穫できる実は1つ」といわれるほど栽培が難しく、これまで苦労の連続だったそう。

「とくに難しいのが水やりですね。アボカドは根が弱くて、水が多くても少なくても、すぐに弱ってしまいます。とてもわがままな植物なんです」(関根さん)

チューブを使って自動で水やりをしていますが、毎日の見回りは欠かせないそう。

「1本1本の木を見て状態を確認し、水量を調整するようにしています」(関根さん)



アボカド栽培は、まさに手探りですが、だからこそ楽しいのだと、関根さんは話します。

「日々アボカドと対話しながら、これは嫌なのかな、こうして欲しいのかな、と考えるんです。”はじめまして”のところから、相手のことを少しずつ知り、親しくなって、気持ちが分かるようになっていくという感覚でしょうか。親友になる、なんていうと言い過ぎかもしれませんが(笑)」

関根さんのアボカド愛が伝わってくる言葉ですね。
アボカドが大好きだからこそ、アボカドと親しくなれるんだろうなぁ。なんだか、人間関係とも似ているような…。

そんな関根さんが育てるからこそ、おいしいアボカドになるのだと感じました!



せきね農園のアボカドは、今シーズンは販売を終了してしまいましたが、都内の有名百貨店でも、贈答用として扱われているそうですよ。

せきね農園

関根邦仁さん

新潟市白根地区の、歴史ある農家の9代目。ビジュアル系バンドのボーカルとして活動したのち、2013年に就農。「自分なりの農業に挑戦したい」と、2015年にアボカドのハウス栽培を開始。テレビなどのメディアにも多数出演し、国産アボカドの魅力を広めている。

●ホームページ
https://sekinenouen.com/
●インスタグラム @sekine.farm
https://www.instagram.com/sekine.farm/