キューバ代表のアルフレド・デスパイネ

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◆ 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™

キューバ 4 − 3 オーストラリア

<準々決勝 東京ドーム>

 『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 準々決勝ラウンド 東京プール』が15日に行われ、キューバ(プールA1位)がオーストラリア(プールB2位)を下し、2006年の第1回大会以来で4大会ぶりとなる準決勝進出を決めた。

 キューバは先発マウンドに上がったY.ロドリゲス(中日)が2回、先頭の4番D.ジョージに中堅フェンス直撃の二塁打を浴び、犠打後にA.ホワイトフィールドに右前適時打を許して先制を許してしまう。

 それでも3回、先頭の1番R.サントスが四球で出塁すると、2番のY.モンカダが左翼フェンス直撃の二塁打でチャンスメークし、内野ゴロの間に同点。

 5回も1番から始まる攻撃で無死満塁のチャンスを作り、4番A.デスパイネの右犠飛で勝ち越し。さらにE.アルエバルエナとY.ギベルトの中軸が連打で続き、この回一気の3得点で主導権を握った。

 オーストラリアが小刻みな継投で試合を進めたのに対して、キューバは先発のロドリゲスが4回途中まで5四球を与えながらも1失点で踏ん張る粘投。

 7回までを3投手で投げきり、1点リードの終盤2イニングはL.モイネロ(ソフトバンク)とR.マルティネス(中日)のNPBリレーで逃げ切った。

 初めて8強入りしていたオーストラリアは準決勝進出ならず。台湾・東京ラウンドを勝ち抜いたキューバは、日本時間20日8時に米マイアミで開催される準決勝に進出する。