イトーキから本格ワークチェアの知見を活かしたゲーミングチェア登場！

2023年3月7日 0時24分

在宅ワークが普及したことで、長時間座っても疲れにくいゲーミングチェアが注目を浴び、ゲーマーでなくても愛用している人が増えています。ただこうなってくると、本格的にゲームを楽しむにはどの製品を選べば良いのか迷ってしまいがちです。

そこで、オフィス向け家具の老舗メーカーであるイトーキが、プロゲーマーやプロを目指すユーザー向けに本格的なゲーミングチェア「Act Gaming」（14万9900円）を発売。東京ゲームショウ2022でコンセプトモデルとして出展した製品で、同社のゲーミング市場向け新レーベル「Daidara（ダイダラ）」の第1弾です。

本製品は長きに渡りワークチェアを製造してきたイトーキのノウハウや知見を取り入れたゲーミングチェア。ベースとなったオフィス向けの「Actチェア」をゲームプレイヤー用に独自な改良を加えています。

背もたれ（バックレスト）はサイドフレームをなくしたスマートなデザインとなっており、肩の動きに合わせて回転して動くため、ゲームプレイ時もリフレッシュの際も、上半身をスムーズに動かせます。

座面は上下昇降可能で、高さは約90mm調節可能。最も低い高さは約425mmと、靴を履かない自宅での使用も考えて座面の高さを低めにできるよう設定しています。

また、エコノミー症候群のように長時間の着座姿勢で起こりやすい血流悪化を防ぐためのスライドシートを座面に装備。座面の先端部分を内側に巻き込んで、奥行きを調整することで太ももの圧迫を解消できます。この機能は、小柄な体形の場合に起こりがちな「深く腰掛けられない」「脚が届かない」などのストレス軽減にも役立ちます。また、腰を支えるランバーサポートにより、S字カーブを描く理想的な姿勢を取りやすくなり、腰の負担軽減につながります。

さらに、肘位置を上下、前後、左右回転と自在に調節できる4Dリンクアームにより、身体にかかる負担や疲労を緩和できます。調節用のレバーを持ちながら動かすだけのワンアクションで肘当ての位置を瞬時に最適な場所に定められます。加えて、くるぶしを支点に背と座面の角度を連動させて傾ける“アンクルムーブシンクロロッキング”により、背の最後傾角度は20°まで可能。ロッキング時の角度を5カ所で固定できるシートアングルストッパーが付いています。