【実録】会わなくて正解!? マッチングアプリにいたヤバ〜い男性
結婚相談所で50人以上とお見合いした筆者ですが、マッチングアプリのお世話にもなった時期がありました。
【出会い】マッチングアプリの「地雷男」はココで見抜く! 要注意な6タイプ
実際会った男性は10人ほどですが、多くの男性とメッセージのやりとりをしました。
そのなかで「会う必要なし! さっさとやり取り終了しましょう」と感じた男性や、実際会って「会わなきゃよかった」と感じた男性をご紹介します。
会わないが吉!? マッチングアプリにいた厄介な男性
1: 年収を詐称する男性
結婚相談所は入会時にさまざまな証明書を提出する必要があります。公的身分証明書、卒業証明書、独身証明書、そして年収証明書(年収証明書は男性のみの相談所が多い)などです。
そのため、会員の身元がしっかりしていて、プロフィールも信頼できます。
しかし、マッチングアプリは結婚相談所のように証明書の提示がありません。そのため、書かれているプロフィールが本当かどうかはわかりません。
マッチングアプリで出会った男性がじつは既婚男性だったというのはよく聞く話ですよね。
筆者にメッセージを送ってきたある男性。年収は1,000万円以上とプロフィールに記載されています。
筆者はもう1社マッチングアプリに登録していたのですが、そこは年収700万円以上の男性は収入証明書を提示する必要があるアプリ。
そこにもその男性は登録していました。しかし、その男性のプロフィールには年収600万円台と書かれています。
あるマッチングアプリでは年収1,000万円以上と記載しておきながら、年収証明書が必要なマッチングアプリでは証明書の提出不要な600万円台と記載しているのです。
しかも同じプロフィール写真を使って双方のアプリからメッセージまで送ってきているので、さすがにすぐに気付きました。
この男性、多くの女性にメッセージを送りまくっていたのでしょうか。だから、どんな女性にメッセージを送ったか、いちいち覚えてないかもしれません。
プロフィールに年収1,000万円以上と書いてある男性をマッチングアプリで結構見かけました。しかし、国税庁の令和3年度民間給与実態統計調査によると、男性の平均給与は545万円です。
年収が1,000万円以上の男性は全体の8%弱しかいません。これは既婚・未婚合わせた数字です。
マッチングアプリでのプロフィールは決して鵜呑みにしてはいけません。アプリを二つ以上登録して、検索してみるのも良いですね。
2: 会う約束をした途端に音信不通になる男性
ある男性と何回かメッセージのやり取りをして、そろそろ会おうかとなったときの話。
会う日程を決める段階になると、突然音信不通になったのです。いつもは返事が早いのに「都合のいい日はいつですか?」と聞くとまったく返事なし。
それから1〜2週間後に「仕事が忙しくてバタバタして連絡できなかった。ごめんなさい」と返事が。そして、世間話やどんな異性がタイプかなどのやり取りが再開します。
今度こそ会おうとなったとき、また音信不通になります。このような男性が何人かいました。
男性の心理カウンセラーにこの話をしたとき「おそらく自分に自信がない男性だと思う」といわれました。
いずれにせよ、真剣にパートナーを探しているとは思えませんね。
このような男性たちとダラダラやり取りするのは時間の無駄になることも。音信不通になった時点で次を探すのがベターかもしれません。
3: 10年以上前の写真を堂々と使用する男性
結婚相談所のプロフィール写真はフォトスタジオで撮影し、きれいに加工してあることがほとんどです。そのため、実際会うと写真と全然違うことは男女ともによくある話。むしろ、写真どおりの人のほうが少ないものです。
では、マッチングアプリはどうでしょうか?
フォトスタジオで撮影された写真を使っている人は少なく、スマートフォンなどでさりげなく撮ったような写真が多いです。とても自然な感じのものが多くて、最初は好感が持てました。
最近ではスマートフォンで撮影した写真も簡単に加工できますが、当時は加工アプリも今のように進化していなかったし、男性が写真を加工することが少なかったのです。そのため、実物は写真と大差ないだろうと思っていました。
しかし、実際会って目を疑いました。写真と全然違うのです。
10年以上前の写真ばかり載せていたのです。加工していないことを得意げに語っていましたが、10年以上前の写真も反則ですよね。なぜなら、現在の姿とまるっきり違うからです。
また、サイクリングが趣味の男性は、サイクリングスーツにロード用ヘルメットでロードバイクと一緒にポーズをキメて写っているのですが、逆光の写真ばかり。この男性も写真と実物が違っていました。
加工してなくとも、みんな奇跡の1枚やごまかしの利く写真を使っているので、期待しすぎると会ったときに失望してしまいますね。
4: 返事がないと説教する男性
どのマッチングアプリも、会員数は男性のほうが圧倒的に多いといわれています。そのせいか、毎日のようにさまざまな男性からメッセージがきました。
なかには勧誘・営業やふざけた内容の怪しいメッセージを送ってくる男性もいます。そのため、全員に「ごめんなさい」メッセージを送ることはせず、ほとんどスルーです。
気になる男性にだけメッセージを返していました。ほとんどの女性が同じようなやり方をしていると思います。
しかし、返事をしないと怒りのメッセージを送ってくる男性がいるのです。
「あなたもいい歳をした大人の女性なんだから、なにかしら返事しなさいよ」と、説教メッセージが届いたことがあります。すぐに「(お付き合い)ごめんなさい」の回答をしてからブロックしましたけどね。
女性のほうが男性より多くメッセージを受け取るうえ、前出のように怪しいメッセージもあります。男性からのすべてのメッセージにそう毎回返事はできません。
それだけ真剣なのか、短気なのか、プライドが高いのか、よくわかりませんが、こんな男性は面倒くさくて嫌だなと思ったのが正直な感想です。
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結婚相談所にはいろいろなタイプの男性がいますが、マッチングアプリはもっと個性的でした。
なかには、誠実で真面目で真剣にパートナーを探している男性もいますが、最初はプロフィールを盲信せず、何回かメッセージ交換をして「この人なら会ってもいいかな」と思ってから会うのが賢明ですね。