キッズ用トレーニングシューズのおすすめブランドは?
子どもがサッカーなどのスポーツを始めるにあたって、トレーニングシューズは用意しておきたいアイテムの一つです。
この記事では、キッズ用トレーニングシューズの特徴や選び方、おすすめのブランドを紹介します。
キッズ用トレーニングシューズとスパイクとの違い
スポーツ用シューズには、主にトレーニングシューズとスパイクの2種類があります。
そこでまずは、キッズ用トレーニングシューズの特徴やスパイクとの違いを知っておきましょう。
キッズ用トレーニングシューズの特徴
トレーニングシューズとは、練習時に履くシューズです。
キッズ用トレーニングシューズは、クッション性が高いソールが使用されているものが多いため、足への負担を軽減してくれます。
そのため、小学校低学年くらいまでは試合でもトレーニングシューズを着用するケースも少なくありません。
キッズ用スパイクとの違い
スパイクには、スタッドと呼ばれる突起が付いています。
キッズ用スパイクのスタッドは、負担の少ない合成樹脂などが使用されていることがほとんどですが、スタッドの一つひとつが大きく、地面に接する面積がトレーニングシューズに比べて少ないため、足への負担が大きくなりやすいです。
一方、トレーニングシューズは、靴裏がゴムでできているためクッション性が高く、スパイクに比べると平坦で小さな突起が付いたものが多いため、接地面積が広くなり安定感が得られます。
キッズ用トレーニングシューズの必要性
スパイクは足への負担が大きく、毎日の練習には適していません。
しかし、普段履くスニーカーでサッカーをすると、急な方向転換などで足が滑って思うように動けず、パフォーマンスに影響しやすくなります。
トレーニングシューズには適度なグリップ力があり、足への衝撃や体への負担を軽減しながら動きを快適にしてくれる役割があります。
また、幼稚園や小学校低学年の時期は、スパイクを使用するとかかとの骨が炎症を起こしやすいとも言われているため、トレーニングシューズを履くほうが良いでしょう。
キッズ用トレーニングシューズのおすすめブランドは?
ここでは、キッズ用トレーニングシューズを販売しているスポーツブランドのなかから、おすすめブランドを紹介します。
umbro(アンブロ)
アンブロは、サッカー用品を取り扱うイングランド生まれのブランドです。
サッカーシューズでは、トレーニングシューズからスパイクまで幅広く手掛けており、機能性やデザイン性の高さに定評があります。
プレー環境などを考慮し、さまざまな着用シーンに対応したシューズを展開しています。
トレーニングシューズは、サッカーの練習だけでなく登下校などの普段使いもでき、長時間履いていても快適に過ごせるでしょう。
キッズ用トレーニングシューズの選び方
スポーツ用品店には、たくさんのキッズ用トレーニングシューズがありますが、子どもに合うトレーニングシューズを選ぶときは、どのような点に注目すれば良いのでしょうか。
続いては、キッズ用トレーニングシューズの選び方を紹介します。
着脱のしやすさ
キッズ用トレーニングシューズには、靴ひもタイプやベルクロ(マジックテープ)タイプがあります。
子どもが自分でひもを結べるのであれば靴ひもタイプでも良いですが、まだ結べない場合は自分で簡単に着脱ができるベルクロタイプがおすすめです。
靴ひもタイプの場合、プレー中に靴ひもがほどけてしまうと動きの妨げになるため、最初はベルクロタイプのトレーニングシューズを履きながら、少しずつ靴ひもタイプに移行するのが良いでしょう。
機能性
キッズ用トレーニングシューズの選び方として注目したい機能は、クッション性や反発性、安定性です。
特に、サッカーはボールを追って走る時間も長く体に負担がかかりやすいため、機能性はしっかりとチェックして選びましょう。
足のサイズ・特徴に合わせる
キッズ用トレーニングシューズは、できる限り試し履きしてしっかりとフィットしているか確認して購入しましょう。
左右で足のサイズが違うことやブランドによって同じサイズでもフィット感が異なることもあるため、両足とも試し履きを行ってください。
幅広、甲高など、足の形にはそれぞれ特徴があります。
また、履いた後は立ち上がって、歩いたりしゃがんだりしても違和感がないか、つま先やかかと、足の甲にきついところがないかを確認しましょう。
つま先部分は、ジャストサイズではなく少し余裕を持たせることも重要です。
キッズ用トレーニングシューズの買い替え時期は?
子どもは成長が早く、すぐサイズアウトしてしまうため、少し大きめのサイズを買ってしまうこともあるでしょう。
しかし、足のサイズに合っていないシューズは、動きにくさからプレーの妨げにつながってしまうことがあるため、定期的に買い替えることが大切です。
ここでは、キッズ用トレーニングシューズの適切な買い替え時期について紹介します。
シューズの寿命
トレーニングシューズを買い替える時期の目安として、トレーニングシューズの寿命を考慮しておく必要があります。
トレーニングシューズは消耗品のため、たくさん練習すれば寿命は早くなります。
サッカーなどのスポーツをするときに履くトレーニングシューズは、毎日練習する人でだいたい3~4ヶ月、週に数回ほどの練習しかしない人であっても半年程度で買い替え時期になることが多いようです。
トレーニングシューズの寿命は、アウトソールやインソールがすり減っていたり、靴裏のスタッドがなくなっているのが目印です。
サイズアウトなどによる買い替え時期の目安
成長期の子どもは足の成長も早く、トレーニングシューズもすぐにサイズアウトしてしまうというイメージがありますが、子どもの足の成長は成長期でも半年で0.5cm程度です。
実際にはサイズアウトによる買い替えよりも、消耗による買い替えのほうが頻度が高いと言えます。
そのため、つま先に0.5cm~1cmほど余裕があるものを選んでおくことで、シューズの寿命とサイズアウトの両方を考慮したとしても、買い替え時期は1年に2~4回、使用頻度に合わせて3ヶ月~半年が目安です。
キッズ用トレーニングシューズをおすすめブランドで探そう!
キッズ用のトレーニングシューズは、サッカーをはじめ、さまざまなスポーツの動きに適した機能性や構造により、足の負担を軽減してくれます。
今回紹介したブランドは、機能性に優れたトレーニングシューズを展開しているため、ぜひチェックしてみてください。
子どもが楽しくスポーツができるよう、足に合ったトレーニングシューズを一緒に選んであげましょう。