【入門・サイクリング#3】クロスバイクに乗って、初めてのツーリング!
手に入れたばかりのクロスバイクにまたがって、念願の“ツーリング”へ!
横浜の街を自転車で巡る男女に同行して、その魅力や、初めてのツーリングで押さえておきたいポイントを探ります。歩くのとも、車で出かけるのとも違う、その醍醐味とは?
サイクルライフをスタートするためのヒントを、さまざまな角度から見つける連載の第3弾。
初めてのクロスバイクツーリングは、グループライドがおすすめ。
サイクリング入門者がツーリングを気軽に楽しめるスポットとして、今回向かったのは横浜。
特に、みなとみらいから山下公園、港の見える丘公園付近にかけては、レトロな街並み、海辺の風景、適度な坂道など、バラエティーに富んだスポットがギュッとまとまっています。
景観を楽しみながらしっかり走り抜くも良し、要所要所でランドマークに立ち寄りながらゆったり流すも良し、なツーリングスポットなのです!
まず、初めてのツーリングは、気心知れた仲間とのグループライドがおすすめ。スピードを合わせながら並走したり、景色を堪能したり、途中で見つけた気になるショップに立ち寄ったり…。1人で巡るより、楽しさは何倍にも膨れ上がりますよ!
さて、この日は横浜と言えばの定番スポット「赤レンガ倉庫」で待ち合わせ。山下公園や中心街を経由しつつ、軽めのライドを楽しみます。
クロスバイクツーリングは、どんな服装で臨めば良い?
車では味わえない開放感や爽快感。何より、思い立ったらすぐに移動できる手軽さが、自転車に乗ってのライドの醍醐味です。
この日2人が乗っているのは、クロスバイク。ロードバイクとマウンテンバイクのちょうど中間に当たるオールラウンダーで、気軽な街乗りに最も適したカテゴリーと言えます。
そんな、肩肘張らずに街を自由に巡ることのできるクロスバイクでのツーリングだからこそ、服装も普段のままで。
ショップやカフェにも立ち寄りたい気軽なライドですから、自分の気分も上がる、動きやすい服装を選ぶのが良いでしょう。最初のうちから専用のサイクルウェアを買いそろえる必要はありません。
水分補給を忘れずに。夏場でなくても、自転車に乗っていると意外と汗をかいています。どこでも気軽に休憩が取れるのも、自転車でのツーリングならでは。
例えば春の時期のトップスには、体感温度の変化に合わせてさっと脱ぎ着できるパーカーや薄手のシェルジャケットがおすすめ。汗をかいた後の汗冷え対策として、替えのインナーだけはカバンに入れておくのが良いでしょう。
パンツとバックパックは機能性を重視して。
一方、パンツは、できるだけ足さばきの良いものを選びたいところ。例えば男性が着用しているのは、強度と耐久性に優れた素材「コーデュラ」を採用したカジュアルサイクリングパンツ。
ややゆったりしたシルエットですが、裾はすぼまっているので、チェーン汚れや巻き込みを気にせず走れます。ストレッチ性のある生地なので、乗り降りやペダリングもラクラク!
荷物は少ないに越したことはありませんが、財布やスマホ、レインウェア、替えのインナー、ウォーターボトルなど、最低限持っておきたいものも。
軽快で自由な、自転車ツーリング。
入門者でも気軽に楽しめる、横浜でのツーリング。特にクロスバイクなら、普段通りの格好で、本格的な装備や知識がなくてもツーリングを十分楽しめます。
仲間たちと一緒に、その街ならではの景色や気持ちの良い風をたっぷりと堪能しつつ軽快に走り、自分たちのペースで、気になった場所や店に気軽に立ち寄ることもできる。そんな軽々な足取りや自由度の高さが、ツーリングの醍醐味なのです。