業務スーパーの1kg『吉備高原どり 若どり手羽もと』はどうなの? 風味・コスパをチェックしてみた
業務スーパーで販売されている『吉備高原どり 若どり手羽もと』をご存じでしょうか。
国産鶏の手羽元が1キロ詰まった冷凍食肉です。手頃なのにしっかりサイズで旨味も濃厚。唐揚げ、グリル、煮込み料理などに使いやすく、クオリティ的にもソツのないおいしさですよ。
業務スーパー|吉備高原どり 若どり手羽もと|626円
業務スーパーにて626円(税込、税抜580円)で販売中です。内容量は1kg、カロリーなどの栄養成分表示は未記載。加工者はグリーンポートリー(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。原料は岡山県産。まれに関東の店舗でも取り扱いがあるようですが、基本的には関西地方の業スー限定の商品です。
関東の店舗だと『上州高原どり 若どり手羽もと』(1kg・864円・約86円/100g)をよく見かけますね。コスパ(単価)は100gあたり約63円。本品のほうが安いものの、いずれも時期によって価格の変動が大きい印象なので、参考程度にどうぞ。一般スーパーの冷蔵手羽元は100gあたり80〜100円程度のものが多いですし、十分手頃な部類かと。
グレース凍結(氷の膜を張る加工)がなされた商品。解凍時に多めの水分が出るかわりに、ドリップによる旨味の損失を最小限におさえたものです。冷蔵庫に2〜3時間置いて自然解凍したら水分を切り、好みのレシピで加熱調理すればOKですね。
一般的な冷蔵品と遜色のないサイズ感。肉付きや可食部の多さも同様です。加熱時に少し血が滲みますけど、気にならない程度。程よい脂肪と引き締まった肉質で、噛むほど旨味が増すような弾力感が楽しめます。
炒め物や照り焼きにする場合、中まで火が通りづらいのでちょい面倒。衣をつけて唐揚げにしたり、冷凍状態のまま煮物に使ったりする用途には便利ですね。
賞味期限も長いですし(約2年)、がっつり系の肉料理を作りたい時には重宝しますよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
岡山県産の若鶏の手羽元が1キロ詰まった冷凍食肉サイズ、旨味、食感ともに申し分なく、価格的にも手頃な部類に入るやや肉質が締まって硬くなりやすいものの、煮物や揚げ物をメインに幅広く使いやすい使い切りやすさを重視するなら『吉備高原どり 鶏ももブツ切り』(500g・429円・約86円/100g)などもおすすめ