(C)Yushi Machida

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 9日、中京競馬場で行われたG3・シンザン記念は、4番人気のマテンロウオリオンが重賞初制覇を飾った。1番人気に支持されたC.ルメール騎乗、ラスールは厳しいポジションから伸びきれずに7着敗退。

シンザン記念、勝利ジョッキーコメント
1着 マテンロウオリオン
横山典弘騎手
「よく凌いでくれましたね。この間はちょっと気持ちもゆっくりしていたので後ろで上手く折り合っていたんですけど、今日は3回目だったので返し馬から抑えるのがちょっと難しいなと思いギリギリのところでした。スタートも良かったのでギリギリの本当に引っ張って、引っ張り殺さないような一番良い位置で折り合って良かったです。今日は馬本位です。この間くらい落ち着いてくれれば、どちらかというとラストを活かす、ラストを活かすというより切れ味勝負が良い馬でしたから、今日はもうそれどころじゃなかったです。やっぱりまだ3戦目でよくあるパターンなんですけど、競馬を覚えちゃってやる気満々になったというのが、今日はそこを最小限に引っ張り殺さないくらいの一番良い位置があそこだったんです。今年の初勝利が重賞でこのピンクの星で良かったです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 9日、中京競馬場で行われた11R・シンザン記念(G3・3歳オープン・芝1600m)で4番人気、横山典弘騎乗、マテンロウオリオン(牡3・栗東・昆貢)が勝利した。クビ差の2着に2番人気のソリタリオ(牡3・栗東・西村真幸)、3着に3番人気のレッドベルアーム(牡3・栗東・藤原英昭)が入った。勝ちタイムは1:34.1(良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、ラスール(牝4・美浦・藤沢和雄)は、7着敗退。

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ラスールは直線伸びきれず…

(C)Yushi Machida

 4番人気に支持された横山典弘騎乗、マテンロウオリオンが嬉しい重賞初制覇を飾った。前走の特別レースが飛び級で初勝利と異色の戦績を持つ同馬の能力は本物だった。レースでは好位のインから抜け出す、センス抜群の走りで外から追い上げたソリタリオを完封。確かな能力を示して、この後の走りには注目が集まる。1番人気に支持されたキタサンブラック産駒のラスールは直線伸びきれずに7着敗退。

マテンロウオリオン 3戦2勝
(牡3・栗東・昆貢)
父:ダイワメジャー
母:パルテノン
母父:キングカメハメハ
馬主:寺田千代乃
生産者:ムラカミファーム

【全着順】
1着 マテンロウオリオン
2着 ソリタリオ
3着 レッドベルアーム
4着 ビーアストニッシド
5着 デルマグレムリン
6着 モズゴールドバレル
7着 ラスール
8着 カワキタレブリー
9着 ウナギノボリ
10着 アールチャレンジ
11着 セルバーグ
12着 ショウナンアメリア
13着 ジャスティンヴェル
14着 シーズザデイ
15着 ジャカランダ