インテルとACミランのホームスタジアム「サン・シーロ」【写真:Getty Images】

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ミラノで有名な建造物がデザインのベース、「世界で最も美しいスタジアム」を予定

 イタリア1部ACミランとインテルの共同新スタジアムのイメージ映像が公開された。

 ミランのパオロ・スカローニ会長は「新しいサン・シーロは、世界で最も美しいスタジアムになる」と自信を覗かせている。イタリア紙「イルジョルノ」が伝えた。

 ミランとインテルの2クラブは現在、本拠地としてサン・シーロの呼び名で知られる「スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ」を使用しているなか、2027年にオープン予定の新スタジアム計画が発表された。

 スペイン紙「AS」の公式YouTubeチャンネルでは「新しいサン・シーロ:ミランとインテルのスタジアム」と題した動画をアップ。「大聖堂」と名づけられた新スタジアムのプロジェクトが進行しており、共同スタジアムのデザインは米国の建築事務所「ポピュラス」の設計を採用した。ミラノの有名な建造物である大聖堂「ドゥオーモ」とアーケード「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」がデザインのベースになっているという。

 新スタジアムは現在のサン・シーロと同じ地域に建設予定。収容人数はこれまでの8万人から最大6万5000人に減る一方、ガラスファサードによって囲まれる新スタジアムは欧州で最もエコなものになる予定だ。ミランのスカローニ会長は「新しいサン・シーロは、世界で最も美しいスタジアムになる」と語っている。

 SNS上では「豪華だ」「素晴らしい」「美しいデザインだ」「これはすごい。絶対行かないと」と驚きの声が上がった一方、「まだ2クラブで使うの?」「大聖堂というほどじゃない」「歴史あるサン・シーロのほうがいい」などのコメントも並んでおり、賛否両論となっているようだ。(Football ZONE web編集部)