石狩鍋風の具だくさん!鮭とかぼちゃといろいろ野菜のしょうが味噌汁【今月食べたい!私の「“食べる”味噌汁」 #3】

今週「“食べる”味噌汁」のレシピを紹介するのは……

こんにちは。マカロニメイトのmayumillion(@mayumillion)です。

macaroniの公式コミュニティ「マカロニメイト」のインフルエンサーがリレー形式で担当している本連載、2021年11月の第3回は、我が家の“食べる味噌汁”をご紹介します。

同じ味噌を使っても、具材次第でまったく違う味わいに変化する味噌汁。季節ごとの食材で作ると四季の移り変わりも感じられますね。そんな味噌汁は、日本のごちそうだと思います。

和食中心の献立にするときは、味噌汁はほぼ必ず作ります。これは健康のためでもありますね。特に食べたくなるのは、やはり寒い季節。味噌汁でひと息ついてから食事をはじめたくなります。

「鮭とかぼちゃといろいろ野菜のしょうが味噌汁」は、季節の野菜をふんだんに使ったお味噌汁。鮭を入れて食べ応えを増し、しょうがをたっぷり入れていただきます。石狩鍋風の具だくさん、まさに食べる味噌汁です。

鮭とかぼちゃといろいろ野菜のしょうが味噌汁のレシピ

調理時間:30分

寒い季節に食べると体があったまる。そんなほっこりする味噌汁にしたいと思い、しょうがを加えました。11月に旬を迎えた野菜や鮭の旨味を生かした、季節の味を満喫できるひと品です。

主人にはじめて作った鍋が石狩鍋で、とってもおいしいと褒めてもらえたので、そのときの鍋を味噌汁にアレンジしました。毎年このくらいの時期になると何回か作る味噌汁で、豚汁と並ぶぐらい家族も気に入ってくれています。

いろいろな野菜を加えるので、野菜から出る旨味と、脂ののった鮭からの旨味が混ざり合い、味に奥行きが生まれます。一度口にするともうひと口飲みたくなる、あと引くおいしさです。

材料(4人分)

・生鮭……2切れ
・塩……ふたつまみ
・かぼちゃ……1/8個
・れんこん……200g
・さつまいも……200g
・にんじん……1/2本
・しいたけ……4個
・小松菜……1/2束
・しょうが……2かけ
・水……800cc程度(野菜が浸る量)
・めんつゆ(2倍濃縮)……大さじ2杯
※3倍濃縮の場合大さじ1と1/2、4倍濃縮の場合大さじ1杯
・味噌(米麹味噌)……大さじ3杯程度

下ごしらえ

・鮭は塩を両面にふって5分おき、キッチンペーパーで水気を取る。半分に切る

・かぼちゃを食べやすい大きさに切る
・れんこんは7mm幅のいちょう切りにし、酢水(分量外)に5分さらす
・さつまいもは1cm幅に輪切り(大きなものは半月切り)し、水(分量外)に5分さらす
・にんじんは5mm幅の半月切りにする
・しいたけを2等分(大きなものは十字に4等分)に切る
・小松菜は根本を切り落とし、よく洗って6cm程度に切りそろえる
・しょうがはすりおろす

作り方

1. 野菜を煮る

鍋に小松菜以外の野菜を入れ、野菜が浸るくらいまで水(800cc程度)を加えます。さらにめんつゆを加え、フタをして中火で加熱します。沸いたら弱火にして10分煮ます。

2. 鮭を加える

フタを取り、鮭を加えます。1分ほどそのままにして、菜箸でそっと鮭を裏返します。しょうがを加えて混ぜ、小松菜を加えます。

3. 仕上げる

味噌を溶き、沸騰しないよう注意しながら、弱火で5分煮込みます。あとは器に盛り付けたら完成です。

味変もおすすめ!

ちょっと味を変えたいときは、ラー油やごま油を足してみてください。辛味や風味が加わって、そのまま食べるのとはひと味違ったおいしさです。

献立考えるのが面倒な日は、この味噌汁と白ごはん、焼いた魚があれば、大満足な晩ごはんになりますよ♪ 朝・昼・晩と、3食どこでも違和感なく楽しめる味噌汁なので、いつもの食事はもちろん、ちょっとはりきった献立のときもぜひ試してみてください。

さて来週は、静岡在住の人気インスタグラマーで料理ブロガーでもあるlindyisoさん(@lindyiso)が登場。具だくさんな酒粕入り味噌汁のレシピを教えてくれるそうですよ。食べ応えのあるおいしい味噌汁のレシピをもっと知りたいあなたは、次回もお楽しみに!

企画/植松富志男(macaroni 編集部)