憧れのホテルバーにも手が届く。現在開催中の「東京カクテル7デイズ」が魅力的

毎年話題の「カクテルの祭典」が今年も開催中!

今回で5回目となるカクテルの祭典「TOKYO COCKTAIL 7 DAYS 2021(東京カクテル7デイズ 2021)」。今年は2021年10月14日(木)~11月13日(土)の間で開催中です。

2021年は過去最多の都内80店舗が参加、約37店舗が初参加とのこと。普段はなかなか入れないようなラグジュアリーホテルのバーもお手頃価格で楽しめるようで……。

さっそく、macaroni 編集部も魅惑のカクテル体験をしてきました!

「東京カクテル7デイズ」とは

「東京カクテル7デイズ」とは、“日本の素晴らしいクラフトカクテルとバーカルチャーを多くの人に広めたい” との想いから、バー&カクテルファン向けのサイト 「Drink Planet(ドリンク プラネット)」​がはじめたイベントです。

特製パスポートを購入して、カクテルをお得に楽しむ

イベントの開催期間中、参加店舗ではイベントのテーマに合わせて創作されたオリジナルカクテルを販売。

参加店舗にてカクテルパスポート(3,300円 税込)を購入すると、スペシャルカクテル1,000円分の無料クーポンがついてきます。また、オリジナルカクテルをスペシャル価格として、1杯1,100円(サービス料別)で味わえますよ。

カクテルパスポートは、全参加店舗のバーの特徴とデータが網羅されたガイドブックとしても活用できます。また参加型コンテンツとして、オンラインでカクテルセミナーを受講することもできますよ。

※お酒のイベントのため参加は20歳以上の方に限ります

今年は話題のラグジュアリーホテルも参加

今年の店舗ラインアップはなんとも豪華!2020年にオープンした「キンプトン新宿東京」や「東京エディション虎ノ門」、渋谷MIYASHITA PARK内の「sequence」など、話題のホテルが参加しています。

最近オープンしたばかりのレストラン、大手町のイタリアン「BRIANZA TOKYO」、渋谷のメキシカン「RUBIA」内のバーも加わり、バリエーションもより豊富になりました。

バーの聖地である西麻布・六本木や渋谷・恵比寿、新宿などに加えて、日本橋・八重洲、吉祥寺など、新たなエリアも加わりましたよ。

六本木「ザ・リッツ・カールトン東京 / ザ・バー」

本イベントを体験すべくmacaroni 編集部が訪れたのは、六本木の東京ミッドタウンにある「ザ・リッツ・カールトン東京」のメインバー。45階から望める壮観な景色と格式高いバーカウンター、美しいピアノの旋律……どこを切り取ってもラグジュアリーな雰囲気が漂います。

今年のカクテルテーマは「Time To Refresh!!(タイムトゥーリフレッシュ)」。各バーごとに、種類のことなる4カクテルが販売されています。

同ホテルでいただけるのは、I.Vパンチ、ボストンティー、ローズセント、江戸コーク。

バーを存分に楽しみたいなら、おすすめはカウンター席。見事なシェイクにはじまり、あらゆる素材を調合する姿。美しい景色を背景にバーテンダーさんが流れるような身のこなしでカクテルを作る姿を眺めることができます。

うっとりと見つめている間に出来上がったのは……。

ローズセント

筆者がセレクトしたのはローズセント。スコットランドのジン「ヘンドリックス」をベースに、ローズヒップとローズコーディアル、レモンジュース、クランベリーをもちいたカクテルです。目を楽しませる美しい盛りつけ、甘酸っぱい風味が乙女心をくすぐります……。

仕上げに燻されたローズマリーの香りがグラス内に充満して、飲むたびに胸がときめきました。スゥーと小さく深呼吸しながら、ゆっくりとたしなみたくなる一杯ですね。

ボストンティー

可憐なティーカップに注がれたのは、ラムの代名詞ともいわれる「BACARDÍ 8」を使用した正真正銘のカクテル。アールグレイ、ジンジャーハニーコーディアル、ベルガモットピューレの組み合わせで、ほんのりしょうがの爽やかな辛みを感じるひと品です。

カップに添えられたドライジンジャーとともにいただけば、すっかりティータイム気分。

虎ノ門「ロビー バーアットエディション」

2020年10月に開業したばかりの「東京エディション虎ノ門」。世界を魅了するマリオット・インターナショナルの最高級ラグジュアリーライフスタイルホテルです。

同ホテルの31階に設けられたロビー バーは、「空中のジャングル」をコンセプトに世界的にも著名な建築家である隈研吾氏が内装をデザイン。自然に囲まれつつ洗練された空間が広がります。

こちらで提供されているのは、新緑サワー、葡萄と林檎と木苺、ふわっとしたナッツ、芳醇なギムレットの4種類。

新緑サワー

ラムの「バカルディ カルタブランカ」をベースに、りんごを原料とする蒸留酒のカルバドス、フェンネル、バジル、ココナッツウォーターなどをもちいたカクテル。“新緑” の名の通りに、清々しさを感じられる一杯です。

卵白でふんわりと飾られたトップには、芽吹きを想わせるフェンネルのあしらいが……。

ふわっとしたナッツ

思わず “ナッツ” という言葉に惹かれて選んだのは、スコットランドで愛されるシングルモルト「グレンモーレンジ オリジナル」を使用したカクテル。

ナッツティー、ヘーゼルナッツオイル、ピーカンナッツなどを合わせたコクのある風味が特徴。かといって、まったりと重いわけではなく飲み心地は軽やかですね。

お酒の知識が深まる「オンラインカクテルセミナー」も必見

「東京カクテル7デイズ」の楽しみ方はまだまだあります。昨年のイベントで初めて導入された、オンラインによるカクテルセミナーは今年も実施されています。

2021年は国内外13ブランドの特別講師による、計24講座のカクテルセミナーが開講。「カクテルパスポート」を購入した参加者は、ひとり3講座まで無料で受講できますよ。

2020年に人気だった、テイスティングアイテム付きのカクテル作り体験ができるセミナーや、国内、海外の蒸留所からの生ライブ配信など、オンラインを通して学び、体験をすることのできる魅力的な内容です。

※要事前予約、定員制

「東京カクテル7デイズ」で非日常的な時間を

「東京カクテル7デイズ」の開催は2021年11月13日(土)まで。「カクテルパスポート」は当日券も販売されているので、今からでも間に合います。

カクテル好きはもちろん「興味はあるけど、バーなんて緊張するし高そう……」「都内で非日常を味わいたい」「息抜きがしたい」なんて人にもおすすめ。店舗へいけなくても、おうちにいながらオンラインセミナーへも参加可能です。この機会に、カクテルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※公式サイトのチケットは完売。カクテルパスポートは各参加店舗で購入できます

開催概要

■イベント名:「東京カクテル7デイズ 2021- 進化するクラフトカクテルの祭典 -」
■ 開催日時:オンラインカクテルセミナー 2021年10月14日(木) ~11月13日(土)/バービジット対象店舗 2021年10月14日(木)~11月13日(土)
■開催場所:オンラインカクテルセミナー Zoomオンライン/バービジット対象店舗 渋谷、恵比寿、新宿、池袋、神楽阪、丸の内、日本橋、などバー、レストランバー、ホテルバーなど80店舗
■カクテルパスポート価格:前売り券 2,420円/ 当日券 3,300円(税込)
■発売期間:前売り券 2021年10月13日(水)まで/当日券 2021年10月14日(木)~
■ パスポート有効期間:2021年10月14日(木)~11月13日(土)

※各セミナーの詳細は公式サイトにてご確認ください。
※セミナーはどれも予約制となり、セミナーごとに参加人数の上限と締め切りがあります。

撮影・文/倉持美香(macaroni 編集部)