今年の夏は飽きない! 「そうめん」が劇的に変わる簡単アレンジレシピ
連載第185回目は、この季節になると食べたくなる、素麺を使った沖縄の定番家庭料理、ソーメンチャンプルーです。特に決まった材料はなく、お家にある食材を使って素麺と炒めるだけのお手軽料理です。今回は夏の定番野菜、ゴーヤを使って作ります。シンプルな味付けで、アレンジもしやすいのでぜひお好みのお野菜などで作ってみてはいかがでしょうか。
『ソーメンチャンプルー』
【旬を味わう 美人レシピ】vol. 185
旬食材は、ゴーヤ!
ゴーヤの旬は6月〜8月です。未熟な果実を野菜として利用するウリ科の植物です。沖縄料理ブームの影響から暑い夏の活力源として広く知られるようになったゴーヤですが、正式名は生物学ではニガウリ、農学ではツルレイシといいます。
独特の苦みが特徴的で、「体に良い」というのは何となく知っているけれど、具体的な栄養価については知らない人が多いのではないでしょうか。なんと、ゴーヤは健康だけではなく、女性の美容に嬉しい効果をもたらしてくれる優秀なお野菜なんです!
ゴーヤは、一般的に栄養価が高いと言われる野菜をも上回るほどの栄養価があります。ビタミンCにおいては、トマトの5倍、レモン2倍という高含有率です。しかも、加熱しても壊れにくいのです。まさにゴーヤチャンプルーがおすすめなんですね!
また、高い抗酸化作用があり、活性酸素を除去してメラニンの生成を防ぐので、夏に特に気になるシミ、そばかすを防止することができます。
優れた美肌効果のほか、ダイエット効果もあるゴーヤ! 苦みが苦手な方もこの夏に食事に取り入れれば、美肌をサポートしてくれそうですね。この夏はぜひゴーヤパワーを体感しましょう!
材料はこちら!
【材料(二人分)】
素麺 :100〜150gツナ缶(オイル漬け):1缶ゴーヤ :1/4本ニンジン :1/4本もやし :ふたつかみ程度卵 :1個
ゴマ油 :適量だし汁またはお酒 :大さじ2 塩 :適量コショウ :適量しょうゆ :小さじ2
(仕上げ用)削りぶし :適量 ※お好みでラー油 :適量 ※お好みで
まず、下準備を始めます。〜その1:野菜を切ります。
ゴーヤはわたを除き、薄切りの半月切りにします。人参は千切りにします。
まず、下準備を始めます。〜その2:素麺を茹で、水で洗います。
素麺は袋の表示に従い、熱湯でゆでます。ゆで上がったら、流水で軽く洗いぬめりを取りのぞきます。
では、作ります! フライパンまたは中華鍋にゴマ油を入れ熱し、卵を炒めます。
卵を割りほぐし、フライパンでさっと炒め、バット等に上げます。
同じフライパンで野菜を炒めます。
ゴマ油を加えフライパンを熱し、ゴーヤとニンジンを加え塩をひとつまみ程度加え炒めます。
続けてもやしも加え炒めます。
ゴーヤとニンジンに油が回ったところでもやしも加えさっと炒めます。同様にバットに取り出します。
ソーメンをツナと一緒に炒めます。
フライパンにごま油を熱し、ソーメンとツナを加え炒めます。ほぐすように炒めます。
だし汁としょうゆを回しかけます。
麺がほぐれたら、だし汁としょうゆを加え、炒めあわせます。
ゴーヤとニンジンを戻し入れ、一緒に炒めます。
ゴーヤとニンジンを戻し入れ、一緒に炒めます。ここで味を見て、塩コショウで味を調え、卵も戻し入れ、さっと混ぜ合わせます。
器に盛り付けます。
器にこんもりと盛り付け、お好みで削り節を散らします。
おいしさのアレンジポイント
お野菜はお好みの野菜を使ってください。しょうゆの代わりに市販のめんつゆやナンプラーで味付けしてもおいしく仕上がりますよ。