現役Jリーガーに日本人も!トッテナム移籍が幻に終わった5人の有名選手
日本代表DF冨安健洋の獲得を狙っていると噂されたトッテナム。
ここでは、スパーズ移籍が噂されながら実現しなかった選手たちを振り返ってみよう。
エデン・アザール
彼がリールからチェルシーに移籍したのは2012年夏。実はスパーズの可能性もあった本人が明かしてる。
「トッテナムから誘われたのは事実さ。若いチームでリーグ3位だったからね。残念なことにシーズン終盤がよくなかった。CL出場権に届かず、それで情勢が変わった」と述べており、もしスパーズがCL出場権を得ていれば、歴史が変わっていたかもしれない。
なお、スパーズは2011-12シーズンのプレミアリーグで4位に終わり、勝点差1ポイントでCL出場を逃した。一方、チェルシーは6位だったが、同年のCL優勝によって出場権を得ている。
酒井宏樹
今夏、浦和レッズに電撃移籍して日本に戻ってきた酒井。
2019年にキーラン・トリッピアがアトレティコ・マドリーに移籍した際、スパーズが右SB要員として獲得を狙っているという噂が流れた。翌年にも同様の話が浮上したが、結局実現せず。
レアンドロ・ダミアン
現在は川崎フロンターレでプレーしている元ブラジル代表FW。
スケールも大きい大型ストライカーとしてインテルナシオナルで台頭して以降、スパーズが獲得するという噂が流れ続けた。実に3年ほども噂になり続けていたが実現せず。今でも海外ファンの間では「スパーズレジェンド」とネタにされることも…。
現時点で彼が欧州でプレーしたのはベティスでの3試合のみである。
ウィリアン
2013年夏、ロシアから渡英したウィリアンは、スパーズでメディカルチェックまで受けており、3000万ポンド(45億円)の移籍はほぼ完了していた。
だが、そこに割って入ったのは、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏。
友人だったアンジのオーナーに直接電話を入れると、その2日後にウィリアンはスタンフォード・ブリッジへ向かうことに。
当時チェルシーの監督だったジョゼ・モウリーニョはスパーズがメディカルチェックを秘密裏に行わなかったことをあざ笑ったとか。
エマニュエル・プティ
1997年夏、ロンドン入りしていたプティはトッテナムと契約する寸前だった。当時のアラン・シュガー会長と会談すらしていたのだ。
だが、アーセナルがそれを察知。アーセン・ヴェンゲルも君を獲得したがっているとプティに知らせた。
すると、「決断するための時間が必要」と告げたプティはスパーズが料金を支払ったタクシーでヴェンゲル宅に寄り道。そこで説得された彼はガナーズ入りを決断した。