「ゴミ出しもうちょっと後でいいか」と安心できます。

万博に向け「きれいな街」を目指す取り組み


ゴミ収集車のイメージ(乗りものニュース編集部撮影)。

 大阪市は2021年6月17日(木)、ごみの収集時間帯の目安を通知するシステムを7月に開始すると発表しました。

 ゴミ収集車に設置されたGPS車載器からの位置情報を元に、当初は「午前」「午後」、2022年1月頃からは概ね2時間程度の幅で、ゴミ収集車の到着予定時間帯を収集場所や排出区分ごとに算出。ゴミ分別アプリ「さんあ〜る」や市のWebサイトで確認することができるようになります。

 この通知システムの導入は、2025年に予定されている大阪・関西万博に向け、市内の美化のために「散乱ゴミ」を低減する取り組みの一環です。住民のゴミ出しと実際の収集の時間差を極力なくすことで、カラスなどにゴミ袋を荒らされるのを防ぐのが目的です。

 ゴミ収集車の接近通知システムは、2019年に箕面市が全国初導入。ゴミ収集車が到着する直前にプッシュ通知を行う「収集車接近情報」が、スマホアプリ「箕面くらしナビ」に搭載されています。


※誤字を修正しました(6月21日13時13分)。