「プロフェッショナル 仕事の流儀 志村が最後に見た夢〜コメディアン・志村けん」より
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 2020年3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で亡くなったコメディアン、志村けんさんの晩年に焦点を当てたドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀 志村が最後に見た夢〜コメディアン・志村けん」が、本日(30日)NHK総合で放送される(22:30〜23:15)。出演者に加藤茶、ダチョウ倶楽部、山田洋次、柄本明(朗読)ら。

 「変なおじさん」「バカ殿様」などの名物キャラクターを生み出し、国民的コメディアンにまで上り詰めながらも晩年も新たな挑戦を続けていた志村さん。亡くなってから約1年を経て放送される本番組は、志村さんが貫いた「笑いの流儀」と、生涯をかけて目指した夢に迫るもの。志村さんの冠番組「となりのシムラ」、作曲家役で出演し話題を呼んだ2020年度前期放送の連続テレビ小説「エール」、主演を務める予定だった山田洋次監督の新作映画『キネマの神様』などの関係者や志村さんを深く知る人々の証言、NHKに残された秘蔵映像などからひもとく。兄・知之さんが案内する東京・東村山市の実家では、志村さんの知られざる素顔や心温まるエピソードも明かされる。

 「プロフェッショナル仕事の流儀」は、超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を掘り下げるドキュメンタリー番組。2006年1月より放送が開始された。(編集部・石井百合子)