警戒度引き下げ受け各施設で営業再開 水族館にも笑顔戻る
県独自の警戒度が21日から上から2番目の「感染厳重注意」に引き下げられ、県内のさまざまな施設で営業再開の動きがみられます。
大田原市のなかがわ水遊園です。
国の2度目の緊急事態宣言を受けて1月14日から臨時休館していましたが、入り口にサーマルカメラを新たに設置するなど感染防止対策をしながら23日に営業を再開しました。
午前9時半の開館前にすでに20人ほどが列をつくり、午前中だけで例年より多いおよそ900人が訪れました。
見どころのひとつ、アマゾンの巨大魚ピラルクーが泳ぐ水槽のトンネルはご覧のにぎわいです。
館内にはおよそ1カ月ぶりに子どもたちの笑顔が戻りました。
なかがわ水遊園では休館中、飼育員が撮影した生き物の写真や動画をSNSに毎日投稿し、水族館の魅力を発信し続けてきました。
客からは、開館を待ち望み施設を応援する声が届いたといいます。
23日からは新たに3つの特別展示がスタートし、その1つがマツカサウオやハリセンボンなど音を出す生き物たちをひなまつりの「5人ばやし」に見立てた展示です。
さらに、3月5日からは春の企画展が始まる予定です。