「特定警戒」最後の週末 賑わいの戻り期待
栃木県は新型コロナウイルス感染拡大の県独自の警戒レベルを22日から現在の「特定警戒」から1段階引き下げ「感染厳重注意」とします。
2カ月近く続いた「特定警戒」の最後の週末を迎えました。
宇都宮市の観光地、大谷地区です。
20日は晴れて気温が上がり3月下旬から4月上旬並みの温かさとなる中、県内や関東近郊から多くの家族連れなどが訪れました。
大谷資料館では、去年春の1度目の緊急事態宣言の時に休館を余儀なくされました。
しかし、県の特定警戒期間や栃木県が追加された1月からの2度目の緊急事態宣言の際には消毒の徹底や密にならないよう呼びかけるなど感染防止対策をしながら通常の営業を行ってきました。
栃木県の2度目の緊急事態措置は今月7日で解除されましたが、観光客が戻ってくるのはもう少し時間がかかりそうだということです。
一方で、これまでは訪れたことがなかったという県内の観光客が訪れることがあるということで、県の警戒レベルの緩和で再び賑わいが戻ることを期待しています。