直近1週間69人感染 警戒レベル「感染厳重注意」
栃木県の緊急事態宣言が解除されてから10日が過ぎました。
宣言解除直後に特定警戒だった直近1週間の新規感染者数の栃木県独自の警戒度は17日現在で「感染厳重注意」となっています。
栃木県内で17日までの直近1週間の感染者数は69人で、県独自の警戒度の警戒レベルは上から2番目の「感染厳重注意」となっています。
直近1週間の感染者が100人を越える「特定警戒」は去年12月3日から今月10日まで続きましたが、緊急事態宣言中に感染者数が減少したこともあり警戒度のレベルが下がっています。
一方、政府の分科会の6つの指標で見ると、人口10万人あたりの感染者数をはじめ、新規感染者の増減を示す4つの指標はすべてステージ2以下となっています。
次に医療提供体制の負荷に関わる指数では10万人あたりの療養者数が9.46、重症病床の稼働率は17.4でステージ3を下回っていますが、病床の稼働率は16日に25%を切ったものの依然として高い水準となっています。
現在、県では今月21日までを「特定警戒」の期間として不要不急の外出の自粛や午後9時までの飲食店への営業時間短縮などを要請しています。
県は19日、対策本部会議を開いて、段階的な緩和も含めて22日以降の対応について方針を決定します。