ドイツサッカー連盟監理委員会は、1.FCウニオン・ベルリンのフロリアン・ヒュブナーに対して、人種差別行為を行った疑いについて調査を開始した。これは同連盟公式ページにて伝えられたもの。調査は来週から開始され、「まずは関係者からの意見陳述を求め、それと同時に得られる情報を精査していく」と、どう委員会アントン・ナハライナー委員長が説明した。

 昨晩に行われた1.FCウニオン・ベルリンvsバイヤー・レヴァークーゼン戦の後半88分、試合の均衡を破る先制点がウニオン側に決まった直後、レヴァークーゼンのナディーム・アミリとウニオンの複数の選手たちが言い合う場面が見受けられており、その際にウニオンの選手から「くそったれ、アフガン」との言葉が浴びせられたことが、試合後にヨナタン・ターによって証言されていた。

 ただその後のアミリはレヴァークーゼンのクラブ公式ページを通じて、「試合後に、ロッカールームにいる僕のもとへと来て、そしてピッチ上で飛び交った不適切な言葉に対して、非常に申し訳なく思っていると話していたよ」と、明かしたアミリは、「彼はそれを強く示してくれたし、だから僕自身としてもう、この問題は過去のものとなったよ」と投稿。該当選手の名前は特に明かされていない。