7日頃からまた寒気が流れ込むでしょう。今季これまでの寒気より強く、数年に一度レベルの強さとなりそうです。

今冬 度々寒波襲来

今冬は度々強い寒気が流れ込んでいます。12月14日から21日にかけては北陸や関東北部の山沿いで記録的な大雪となり、関越自動車道で立ち往生が発生ました。また、12月30日頃からは年越し寒波が襲来し、秋田県横手市など記録的な大雪となった所がありました。

今週後半さらに強い寒気

7日(木)は低気圧が発達しながら日本海を進み、北日本を通過するでしょう。その後、冬型の気圧配置が強まり、9日(土)頃にかけて強い寒気が流れ込む予想です。今季これまでに流れ込んできた寒気よりもさらに強い寒気となるでしょう。中国地方の上空1500メートル付近にマイナス15℃以下と「数年に一度レベル」の強さとなる予想です。

日本海側は猛吹雪や大雪警戒

7日(木)から8日(金)にかけて日本海側を中心に風が強まり、荒れた天気となるでしょう。暴風が吹き、大荒れの天気となる恐れもあります。北海道の日本海側から九州北部にかけて広く雪が強まり、9日(土)頃にかけて平地でも大雪となる恐れがあります。猛吹雪や大雪、吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。
太平洋側にも雪雲が流れ込み、北海道や東北、東海から九州でも所々で雪が降るでしょう。普段雪に慣れない地域でも積雪となる可能性があります。車は冬の装備で、路面状況の変化にご注意下さい。

厳しい寒さ

強い寒気の影響で、広く低温が予想されます。朝晩は冷え込みが厳しく、本州も内陸部を中心にマイナス5℃以下となる所があるでしょう。水道の凍結にお気を付けください。日中も気温の上がり方は鈍く、東海から九州でも最高気温が5℃に届かない日もありそうです。いっそう寒さが厳しくなりそうです。万全な寒さ対策をしてお過ごし下さい。