排水口の汚れ＆においが消えた！大掃除が超はかどる洗剤3選

2020年12月22日 20時0分

1年の締めくくりとして、そろそろ大掃除を頑張りたいところですが、まだエンジンがかからないという人も多いのでは？　まずは汚れがよく落ちる洗剤からそろえてみましょう。
掃除研究家のおそうじペコさんに、おすすめの洗剤について教えてもらいました。

汚れがおもしろいほど落ちる！大掃除がはかどる優秀な洗剤3選

掃除のやりがいは汚れがよく落ちること。そこで、掃除が楽しくなるような「使いやすくて、汚れも落ちる洗剤」をご紹介します。おすすめポイントや使い方のコツなどもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

（1）　油汚れに強い味方！「アルカリ電解水」

【おすすめポイント】

・アルカリ性の値が高く、汚れが落ちやすい

油汚れに強いセスキ炭酸ソーダがアルカリ性の値がPH9．8に対し、アルカリ電解水はPH12前後なので、高い汚れ落ち効果が期待できます。キッチン周りの油汚れやベタベタした汚れなどのふき掃除がおすすめです。

・二度ぶきも不要

使用感はとてもサッパリしています。二度ぶき不要なので、広い面を一気にふき掃除するときなどには時短になります。

【使い方のコツ】

・ラップパックを上手に利用して効果を高める

キッチンの壁面などは電解水がたれやすいので、数回スプレーした後にビニール手袋をした手のひらで塗り広げ、ラップすると全体に洗剤成分が浸透します。5分ほどしてからはがしたラップで軽く汚れをこすり、クロスでふき上げるとピカピカになります。

【注意点】
・手荒れするのでビニール手袋を着用

アルミ、皮革製品、コーティング加工したもの、ほかアルカリに弱い素材には使用できません。また、手肌も荒れてしまうので使用はビニール手袋を使用するようにしてください。

（2）　酸素系漂白剤で簡単漬けおき！「OXI　WASH（オキシウォッシュ）」

【おすすめポイント】

・効果を底上げしてくれる酸素系漂白剤

酸素系漂白剤の主成分、過炭酸ナトリウムにアルカリ剤（アルカリ度を上げる）、界面活性剤（洗浄効果を上げる）、水軟化剤（溶けやすくする）などをプラスすることで効果を底上げしています。
換気扇やキッチン小物の漬けおき洗浄、排水口の掃除などさまざまな汚れをしっかり落してくれる頼れる洗剤です。100円ショップでは洗濯小物のコーナーに置いてあります。

【使い方のコツ】

・換気扇掃除は適温でじっくり漬けおき

主成分の過炭酸ナトリウムの効果が最も発揮する適温の40～50度で溶液をつくり、さらにフタなどをして保温するとじっくりすみずみまで成分が働きます。
換気扇などの漬けおきは、強度のあるビニール袋に入れて軽く口を縛れば保温状態をキープできます（ガスが発生するので口を縛るときは、小さな穴をあけるようにします）。

※ガスが発生するので必ず換気をし、密封しないようにしてください。

・排水口掃除は洗剤を入れたら棒でかき回して発泡させる

キッチン、浴室、洗面所などの排水口掃除では、大さじ1程度を振り入れ、レンジで1分ほど温めたぬるま湯を注ぐと発泡します。割りばしなどで軽くかき回すことでより強く発泡します。30分ほどおいてからブラシで擦り洗いすると汚れもにおいもスッキリ落ちます。

モコモコの泡で楽しくできますよ。

【注意点】

・アルミやコーティング加工には使えません

アルカリ電解水と同じくアルカリに弱い素材には使用できません。また、ビニール手袋をして使用するようにしてください。

（3）　家中これ一本の中性洗剤「クイックル　ホームリセット」

【おすすめポイント】

・家じゅう使える泡状スプレーの中性洗剤

クイックルシリーズの新商品です。中性洗剤なので、一部のデリケートな素材（水ぶきできないもの、皮革製品、塗装面、プラズマディスプレイほか）以外であれば、家のほとんどの場所に使用することができ、これ1本で家じゅうのふき掃除ができるオールマイティな洗剤です。家具、キッチン、洗面台等の水周り、窓、家電などさまざまな場所に気を遣わず使用できるのが最大のポイントです。

・軽い泡でスッキリ落ちる

軽い泡状の洗剤で、香りもほとんどなく速乾性もあるので、サッパリした使用感です。面倒な二度ぶきも必要ありません。

【使い方のコツ】

・スライドさせながらスプレー＆乾いたクロスでふく