浜辺美波『約束のネバーランド』アニメ版エマからの大絶賛に笑顔!
女優の浜辺美波が5日、エマ役を務めた映画『約束のネバーランド』の完成記念オンライン祭りに参加。アニメ版でエマの声を担当している声優の諸星すみれから「エマにしか見えなかった」と太鼓判を押されると、恐縮した表情で「ありがとうございます」と笑顔を見せていた。この日は、城桧吏、板垣李光人、アニメ版声優の伊瀬茉莉也、内田真礼も出席した。
本作は、2016年8月から2020年6月まで週刊少年ジャンプで連載され、テレビアニメ化もされた人気コミック(原作・白井カイウ、作画・出水ぽすか)を実写映画化した作品。児童養護施設で暮らすエマ(浜辺)、レイ(城)、ノーマン(板垣)ら子どもたちが、施設に隠された謎を知り、決死の脱出に挑む姿を描き出す。
浜辺が演じるエマは、天真爛漫で誰よりもまっすぐな女の子。実写版をいち早く鑑賞したという諸星は「再現度がすごかった」と述べると、鑑賞前に「浜辺さんは儚い、可憐な少女というイメージだったので、正義感が強くみんなを巻き込んでいくエマをどう演じるのだろう」と思っていたことを明かす。
しかし実際の映画では「(浜辺が)エマにしか見えなかった。すごくはまっていた。力強い演技に圧倒されました」と大絶賛。そんな諸星からのお墨付きに浜辺は「ありがとうございます」と頭を下げていた。
作品に参加する前から、原作が大好きだったという浜辺。キャラクターの可愛さにも惹かれたというが、なによりも絶望しか感じられないようなストーリーのなか、登場人物たちがどう自分たちの運命を切り開いていくか、という先が読めない展開に心を掴まれた。だからこそ「ファンとして作品を観ていたので、エマがどう映ったら喜ぶのかという視点で役に向き合っていきました」とアプローチ方法を述べる。
また、第1話で子どもたちが「(施設の)外に行ったらなにがしたい?」というセリフを発することにちなみ、子どものころの夢を聞かれた浜辺は「2つありました。一つは歯医者さん、もう一つはサーカスの人」と回答。歯医者になりたかった理由について「小さいころ虫歯が多く、よく歯医者さんにお世話になっていたので、なろうかなと思ったんです。バナナを食べながら寝てしまったりして、本当に虫歯が多かったんですよ」と思い出話を披露していた。(磯部正和)
映画『約束のネバーランド』は12月18日より公開