久保、レアルとの直接対決に海外メディア注目「宿敵バルセロナにとっても危険人物に」
久保がマジョルカの主力としてレアル本拠地に帰還 「重要な役割を担っていると証明」
マジョルカは現地時間24日、リーガ・エスパニョーラ第31節でレアル・マドリードとの対戦を控えている。
日本代表MF久保建英にとっては保有元との直接対決になるが、レアル専門メディアは「久保建英がビッグゲームに」と取り上げ、久保のレアル本拠地帰還に注目している。
マジョルカはリーグ再開初戦となった第28節でバルセロナと対戦。久保にとっては下部組織時代を過ごした相手との古巣対決となったが、ホームで0-4と大敗を喫した。その後第29節ビジャレアル戦(0-1)、第30節レガネス戦(1-1)と3試合連続で勝利がなく、降格圏の18位に沈んだまま。残り5試合で17位エイバルと勝ち点3差と苦しい状況のなか、前節首位に浮上したレアルとのアウェーゲームに臨む。
昨夏にJリーグのFC東京からレアルに完全移籍した久保は、リーガ開幕後の8月にマジョルカへ期限付き移籍。序盤戦はベンチスタートが多かったが、ここまで3ゴールを記録するなど徐々にレギュラーの地位を獲得し、保有元であるレアルとの対戦を迎えることになった。レアル専門メディア「The Real Champs」は、「久保建英がビッグゲームに」と注目している。
「最近では、久保はマジョルカの攻撃において重要な役割を担っていると証明しており、リーガファンは久保のドリブルスタイルにメッシを重ねている」と取り上げ、「この日本代表はレアルの宿敵であるバルセロナにとっても危険人物になり、レガネス戦でもトップクラスのパフォーマンスを披露。3回のファウルを獲得し、5回のドリブルを成功させた」と説明している。
昨年10月にホームで行われた第9節の対戦では、マジョルカが1-0でレアルを破る金星をあげたが、久保はベンチスタートとなり、後半14分からのわずか31分間の出場にとどまった。当時は主力としての地位を築いていなかったが、リターンマッチとなる今回はマジョルカをけん引する存在として、レアルの本拠地エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノに降り立つことになる。(Football ZONE web編集部)