Netflix救済基金28日より受付開始 映画・テレビ制作従事者を支援

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 Netflixが設立した、日本国内の映画やテレビ番組の制作従事者の生活支援を目的とする支援基金の申請受付が、28日13:00より特設サイトで開始された。

 「Netflix 映画・テレビドラマ制作従事者支援基金」は、新型コロナウイルス感染症によって経済的に困難な状況にある、フリーランスの映画・テレビドラマの制作現場スタッフを支援することを目的とするもの。特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が運営事務局を担当する。

 申請期間は2020年5月28日から2020年6月30日まで(給付対象者が上限に達した場合は途中で受付終了)。給付額は1人あたり10万円(総額1億円)、給付人数は1,000人程度で、申請完了から2週間程度で振り込まれる予定。

 給付対象要件は、下記の3つをすべて満たしたうえで「学生、年金受給者」「Netflix作品に現状携わっている方、またはその作品が中断・延期になっている方」に該当しないこととしている。またアニメ、報道、バラエティー、TVドキュメンタリー、ネットドラマ、CM、MVなどは対象外となる。

1:日本の国民または永住者であり、日本国内で納税している方

2:2019年6月1日以降に、映画(劇場公開を目的として製作され、映画倫理機構の審査により、映倫番号が発番あるいは仮発番された映画)またはテレビドラマ(日本の地上波テレビ局、衛星テレビ局、ケーブルテレビ局で放送されたドラマ)の制作現場において、下記の対象職種スタッフとして日本国内で仕事の実績があるフリーランス(案件ごとに業務委託(請負)契約で仕事をしている個人)の方

3:新型コロナウイルス感染症対策により、2020年5月末日までに、ご自身が携わっている(または携わる予定の)映画またはテレビドラマ制作の仕事が影響(キャンセル、延期、中断など)を受け、経済的に困難な状況にある方

 申請方法など詳細は特設サイトにて確認。(編集部・石井百合子)