「Twitterアンケートで去就決定」の37歳、契約延長!しかも給与を寄付へ
先日大きな話題になった、スコットランド1部のリヴィングストンが行なったTwitterアンケート。
今季限りで契約が満了になる予定であった37歳の第3GKギャリー・マリーについて、クラブは「君たちの投票で放出か残留かが決まる」とアンケートを行なったのだ。
そして、アシスタントマネージャーのデイヴィッド・マーティンデイルは「1投票ごとに1ポンド(およそ130円)寄付する」と宣言していた。
ただ、この取り組みは思った以上の反響を受け、投票数は20万以上に。すぐにクラブはアンケート自体を取り下げることになった。
そして『BBC』によれば、リヴィングストンはこれを受けてギャリー・マリーに1年の契約延長を手渡したという。その記者会見の模様がこれ!
なんともにこやかな…最終的には素晴らしい結末を迎え、クラブのいいプロモーションになったようだ。
マリーはリヴィングストンでプレーしながら土木工事業の仕事をしているセミプロ選手。なんとこのアンケートプランは「水道工事のためにスタジアムを訪れたときにアシスタントマネージャーから打診された」ものだったそうだ。
ギャリー・マリー
「私のTwitterのDMはおかしいことになったよ!トルコ語を話せればあらゆるオファーを検討できるんだがね。
植毛手術のオファーもあったよ!残念ながら、まだそれは実現していないんだけどね。
デイヴィッドが契約に言及したとき、私が言ったんだ。『契約は若手に回してくれ。私はもう37歳で、ほぼやりきった』と。
ただデイヴィッドは『我々はもう少し楽しみたいんだ。ツイッターで投票をしようと思うんだが』と答えたんだ。
彼はそれでチャリティーに寄付すると言ったんだけどね。まあ500票もくればいいところだと思っていたから。
間違いなく、それが馬鹿げたエスカレートをしたときには、デイヴィッドはすぐに取り下げなければならなかったね!」
【関連記事】なんじゃこりゃ…奇妙すぎる「選手獲得発表」ツイート集
なお、意外な形で契約延長を手にすることとなったギャリー・マリーは、二ヶ月分の給与を病気の子供を支援するジョン・オバーン基金に寄付することを発表している。