【NBA】選手の58歳母が新型コロナで死去、39度高熱下がらず 米報道「闘病生活は約1か月」
NBA選手の母が新型コロナ感染、58歳で死去
米プロバスケットボール(NBA)、ティンバーウルブズのカールアンソニー・タウンズの母ジャクリーンさんが、新型コロナウイルス感染で闘病生活の末に死去した。58歳だった。球団公式ツイッターは「タウンズ家は新型コロナウイルス感染による合併症に伴う、ジャクリーン・タウンズの死去に際して心を痛めています」などと発表した。
タウンズは3月24日に自身のインスタグラムで両親が新型コロナに感染したことを公表。母は熱が39.4度から38.4度までしか下がらず、闘病生活中だったことを明かしていた。球団公式ツイッターでは、父親は回復したと伝えている。
感染症の拡大で悲劇が続く米国。米放送局「CNN」によると、闘病生活は「約1か月」に及び「タウンズは母親が昏睡状態の中で、人工呼吸器が付けられていたことを明かしていた」としている。「彼が母親の状態を世に公表する前に、地元の病院に新型コロナウイルスの闘いのために10万ドルを寄付していた」とつづった。さらにこう記している。
「何人かのNBA選手がツイッターで哀悼の意を表した。オクラハマシティ・サンダースのクリス・ポールは『タウンズのファミリーが元気になるよう祈っております』とツイートした」
記事によると、タウンズの家族による発表では亡くなったジャクリーンさんについて「信じられないほどの強さを持った人物」と表し、「出会った全ての人に対し、熱く、思いやりと深い愛情があった」と続けているようだ。さらに、治療をした病院の人々を「医療の英雄」と形容し、感謝の意を表したという。(THE ANSWER編集部)